


こんにちは、
97年生まれの「僕」です。
259個のアイテムで豊かに暮らしているミニマリストブロガー兼さば缶専門メディア編集長です。
ミニマリストに関する「衣・食・住」を中心にさまざまな記事を100以上公開。
今日も記事を見に来てくださっているあなたにミニマルかつシンプルに情報を発信します。
今回は、
収納を購入する前に知っておきたい「ミニマリスト収納のポイント」を紹介していきます。
ミニマリスト思考を活用して部屋のモノたちを最適化したミニマリストの収納ポイントとはどんなことでしょうか?

そのポイントを意識した僕が持っているすべて購入しても5000円以下のアイテムも紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
収納を買うときの心得
まず、ミニマリストになるために収納を購入しようと思っていたら一度止まってください。
収納を買うってミニマリストの中でもすごい一大事です。
たとえ小さな収納であっても注意が必要です。購入する前にポイントを確認しておきましょう。
「収納」と「人間の習性」の関係性
収納と人間の習性には大きな関係があります。
それは「人間は余白を埋めたがる」ということです。
思いだしてみてください
収納を買った時のことを思い出してみてください。
オシャレな棚を購入して、組み立てて、部屋の中に設置したとき。
空いているスペースを眺めて、
「ここに何を置こうかな?」
と考えたことはありませんか?
これが余白を埋めたがる人間の本性がでる瞬間です。
収納するモノの量をしっかり調べて購入したはずの棚に思わぬスペースが生まれたときに、そう考えたあなた。
そこに自然にモノが増えていった記憶はありませんか?オシャレな観葉植物や写真立て、本など…
そうして購入したときには綺麗だった棚もいつの間にかパンパンに詰まった棚になり、どこに何があるかわからないといったことに…。
ミニマリストになったあなたでさえ起きうる現象です。ミニマリストになった人も所詮人間です。
こんな習性があるということを認識しておきましょう。
これを知っているか知っていないかであなたのミニマリスト生活の将来が変わります。
「収納」の目的を考える
これから購入しようとしている収納はどんな目的で購入しますか?
明確な目的がありますか?
しっかりミニマルな生活の維持と収納を購入することの二つを天びんにかけて判断して、購入を検討してくださいね。
そうしないと先に述べたように、余白を埋めたがる脳の餌食になってしまいますから。
「少ない」がアイテム選びの難易度を下げる
モノを減らすと収納を選ぶのが簡単になります。
また、少ないモノを収める収納アイテムの方が世の中にはたくさんあります。
例えば、かばん。
リュックくらいの容量であれば、カジュアルなタイプから通勤用、フォーマルなタイプまでバリエーションはさまざま。
その色々な選択肢の中からお気に入りのアイテムから探せます。
一方、大きな宿泊用のかばんやスーツケースはどうでしょうか。
ある程度種類やタイプも限られているはず。
価格も「大きな」よりも「小さい」が安価です。
これを収納ケースに置き換えても同じです。
「少ない」や「小さい」はいつだって人に優しいし、たくさんの選択肢を与えてくれるのです。
【5000円で全て揃う】実際に使っている収納ケースとポイント
収納ケースを購入するときのポイントとミニマリストの僕が実際に使用しているアイテムを紹介します。
ミニマリストの収納は「量るもの」
収納ケースは「今、所有しているモノの量を確認できる」ツールにもなります。
僕はこう使う
無印良品のファイルボックスは
「本の所有数を制限する」ツールです。
基本的に電子書籍で本を読む僕も電子化されていない本は現物を買います。
その現物の本を収納するファイルボックスがいっぱいになった時が「本を所有しすぎ」の合図。
このファイルボックスに収まりきらない量の本は所有しません。
収納ケースは知らず知らずのうちに増えていくモノを手放すためのツールにもなります。
ミニマリストの収納は「2in1」を意識する
収納を収納で終わらせない。違う用途でも活用できるモノを意識しています。
僕が実践しているモノ
「収納スツール」がそれです。
70cm×40cm×34cmの収納スペースに寝具を収納して、それ以外ではイスとして使用します。
仕事の休憩中はソファにもなるし、来客時のおもてなしアイテムにもなる。
僕は3つ収納スツールを所有しています。
引っ越しの時にこの3つの収納スツールにモノを詰めて運ぶためです。
このスツールの容量以上のモノは所有しないというルールにもなります。
また、2,3個つなげるとソファにもなりますから、おすすめです。
僕の部屋の様子|収納スツールがソファになる
ミニマリストの収納は「隠すためのモノ」
【シンプルな生活感のない部屋を作るため】によくある「隠す収納」はミニマリストの僕も実践しています。
僕の場合
実践しているのはキッチン。
調味料やサプリメントは無印良品のファイルボックスに入れて管理しています。
商品のパッケージに書いてある情報は常に必要な情報ではないですし、シンプルな空間を作るためには不必要。
隠すための収納なので「白」を選んでいます。
生活でうっとうしいと感じてしまうモノ・情報は収納を使って隠しましょう。
我が家のキッチン収納
パッケージが見えているかいないかで印象が全く違います。
ミニマリストの収納は手放しやすく
収納ケースを買うときに意識するべきこととして、「手放しやすいモノ」は大切です。
先に紹介した無印良品のファイルケースは僕が住んでいる地域では無料でゴミで出せることができるし、収納スツールもコンパクトに畳めて粗大ゴミに出せます。普通のサイズでゴミに出すよりも安あがり。
モノを手放す時のことまで考えてモノを所有することが大切。
収納ケースだって同じです。
いつか生活スタイルが変わって必要じゃなくなるときのために考えて購入します。
ミニマリストの収納を危険なモノにしない

と考えつくかもしれませんが、そうはしません。
先ほどの「ミニマリストの収納は手放しやすく」という理由もありますが、大きなモノは災害時に危険なモノになり得るからです。
こんな経験から…。
24年間生きてきた中で2つの大きな災害に遭遇してきました。大きな地震と津波です。
当時、色々なメディアで映像が流れていた時に「大きな安心感のある家具が危険なモノに変わる」ことを知りました。
地震の大きな揺れで、人に向かってくる食器棚。部屋のドアをふさぐ大きなソファ。日常では安心感と居心地の良さをもたらす家具や収納もこんなときに危険なものへと生まれ変わります。
だからこそ高い家具は所有しませんし、自分の身体では手に負えないような収納家具は所有しません。
補足)全部揃えて5000円以下
これまでに紹介してきた収納ケースは以下の通りです。
収納スツール
⇒4000円
無印良品ファイルボックス(幅が薄いタイプ)
⇒350円
無印良品ファイルボックス(幅が厚いタイプ)
⇒500円
僕の場合は収納スツールを3つ、ファイルボックスを全部で3つ所有しているので、15000円ほどの予算が必要でした。
しかし、安いし、手放しやすいし、どれもミニマリスト向き。
まとめ:ミニマリストの収納ケースを選ぶポイントは深い
いかがでしたでしょうか。
ミニマリストが考える収納ケースを購入する上でのポイントや実践していることは以下の通り。
ミニマリストが意識する収納のポイント
- 収納は「量るもの」
- 収納は「2in1」を意識する
- 収納は「隠すためのモノ」
- 収納は手放しやすく
- 収納を危険なモノにしない
以上の5つのポイントをしっかり理解しておくと、あなたのミニマル生活の収納も充実した環境になると思います。
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