【週末さば缶#20】潮宝食品 焼きさばフレーク缶詰 50g

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今週も朝から晩まで頑張って働いた。

頑張った自分にご褒美を。

ちょぴり贅沢な美味しい一品を用意しよう。

そうとなったら、もうひと頑張り。

重い腰を上げて、買いに行こう。

“あなただけの” 特別なさば缶 を。

 

 

この『週末SABA刊』は、日本中の“今週頑張った”を癒すちょっぴり贅沢なさば缶を紹介し、

各々によって変わる“サバ汁”の簡単な〆方まで解説している週刊コラムである。

週末さば缶#20|潮宝食品 焼きさばフレーク缶詰

このコラムを読んでいる人ならば、既知の事実かもしれないが世の中には本当に数多くのさば缶が存在する。

さば缶の定番である水煮や味噌煮では他社に太刀打ちできないとばかりに、アヒージョ仕立て、燻製、果実風味、カレーやこだわりのオイル漬けなど本当にさまざまなジャンルのさば缶が展開され、それぞれの形でこの市場を盛り上げている。

しかし、これらの違いの中でもある共通項がある。

それは、

どれも鯖の身の形状を残して缶詰にしている

ということ。

どのジャンルのさば缶も2,3切れの鯖の切り身を缶に詰めて加圧加熱や味付けを行うので、身がほぐれた状態で提供されることはない。

だが、ここにあえてその形状をほぐし、”フレーク“という新しいの価値を提供してくれた商品がある。

それが今回の主役。

 

週末のSABA表紙#20潮宝食品 焼きさばフレーク缶詰

 

週末のSABA刊#20 のテーマは『焼きさばフレーク』。

そこで、

潮宝食品 焼きさばフレーク缶詰

を紹介する。

販売元は静岡の地で海産物・農産物の乾物、塩干品を製造と販売を行っている潮宝食品株式会社

さば缶の製造会社がある地域は鯖の獲れどころにあるパターンが多く、茨城や三陸海岸周辺、南は九州 長崎といったところ。たまに鯖にゆかりのある地として福井があるが、今回のさば缶はそれらに属さず静岡の会社が作り上げた。

静岡の会社がノリと勢いでこの商品を開発したのか。というのは間違いで、ちゃんとした静岡らしさがある商品である。

それらも踏まえてしっかり見ていくとしよう。

 

外缶(観)

 

深い赤色がパッケージ全体を覆っている。

箱上部に記載されている「缶詰」の文字がなければそれが缶詰であることが想像つかないような外観。

パッケージの中でも「焼きさばフレーク」のフォントは特徴的で、大正ロマン・明治モダンを彷彿とさせるフォントだと感じ取れる。

 

どれもこれもインパクトがあるが、内容が想像つきにくというのがまた一興だと思う。

分かっているのは焼きさばをほぐしたフレークであるということだけ。

 

 

パッケージ上部の白い帆を掲げた船は「潮宝」の商品パッケージに必ず載る企業アイコン。

登録商標の「®」ではなく、「登録商標」とそのまま記載するのもちょっと滑稽な気がする。

 

これまでに様々なさば缶のパッケージを観察してきたが、コレほどシンプルなパッケージは他になかった。

ちなみにパッケージ側面は消費期限が記されているだけで、とことんシンプルで謎めいている。

ということもあって特に深堀りすることがない…。

箱裏の食品表示欄を確認するとしよう…。

 

 

冒頭で”静岡らしさ”と述べた理由は鯖の味付け。

本商品はただの焼きさばのほぐしではなく、焼きさばの(こうじ)漬けのフレークであるのだ。

日本各地で色々な漬け文化が存在するが、中でも糀漬けについては静岡県焼津市を中心に多くの人から好まれる調理法。焼津市の学校で給食で鯖の麹漬けが提供されるくらいポピュラーな存在である。(静岡県の他に鳥取なども糀漬けが盛ん)

そんな糀漬けの焼きさばが細かくほどかれ、缶に詰まっているというわけだ。

 

商品パッケージに”糀漬け”と書いてあればより興味深い商品になるのにな…。と考えてしまったが、それはさておき早速蓋を開けて食べるとしよう。

 

中身

週刊さば缶#20_潮宝食品 焼きさばフレーク缶詰-80

 

缶の体積いっぱいに敷き詰められたフレーク。

普段、煮汁や味付けタレに浸った鯖の切り身を見ることが多いのでこういった乾いた鯖を見るのは新鮮だ。

 

週刊さば缶#20_潮宝食品 焼きさばフレーク缶詰_11-80

 

しかし、近づいてよく見てみると水分を含んだようにも見える。

これも糀のおかげ。

糀で漬けることによってアミノ酸とタンパク質が分解され、旨味と魚のしっとり感が増してくることが所以。更には身が柔らかくなる効果もある。

 

発酵食品らしいやさしい香りに惹かれ、缶に箸が自然と伸びていた。

一口食べてみる。

 

週刊さば缶#20_潮宝食品 焼きさばフレーク缶詰_4-80

 

感じたことは、

白米を食べているときのように、咀嚼を繰り返すたびに柔らかな甘さを感じるということ。また、糀の香りが鼻に向けた後に感じる塩気は繊維にしっかり染みているなと感じた。

味は甘い。しかし、その甘さも塩気と相まって甘じょっぱい

といったところ。

 

 

これほど鯖の繊維を感じながら鯖を食べたことはなく、繊維を感じながら噛めば噛むほど滲み出るあの甘さはクセになり「ずっと食べていたい!」と思えるようなさば缶。

こんな特殊なフレークを食べてしまったので、どんなに高価な鮭を使ったフレークも今後はピンと来ないかもしれない…。

 

週刊さば缶#20_潮宝食品 焼きさばフレーク缶詰_5-80

 

もちろん、米の上にのせて一緒に食べるのもあり。

僕の場合は自宅に玄米しかなかったので写真のように玄米と一緒に食べたが、これを白米と一緒に食べると甘さの相乗効果でさらに美味しくいただけることは間違いない。

ぜひ、白米と一緒に食べた情報をシェアしてほしい。

 

サバ汁の〆方

週刊さば缶#20_潮宝食品 焼きさばフレーク缶詰_1-80

 

毎缶(刊)『サバ汁の〆方』と題して鯖の切り身を食べた後に残った汁=サバ汁を使って楽しめるレシピを用意している。

しかし、今回はそのサバ汁はない。

ということで、このフレークを使ったもう1つの楽しみ方を紹介しょうと思う。

使うのはほとんどの家庭にある調味料。もし冷蔵庫になければ数十円を握りしめてスーパーに駆けてほしい。

 

〆方

週刊さば缶#20_潮宝食品 焼きさばフレーク缶詰_6-80

 

使うのはオニオンドレッシング

冷蔵庫になかったら、近くのコンビニ・スーパーの野菜コーナーで一袋50円くらいで販売しているのでそれを使用してほしい。

 

週刊さば缶#20_潮宝食品 焼きさばフレーク缶詰_6-80

 

特に凝った調理は必要なく、フレークの上に10ml(中さじ一杯)ほどまんべんなくかけて、全体に馴染むように箸で混ぜ合わせる。

 

週刊さば缶#20_潮宝食品 焼きさばフレーク缶詰_12-80

 

混ぜた後のフレークがこちら。

玉ねぎの苦味とみりん・醤油の甘さが加わることで新しい一品に生まれ変わり、〆というよりもメイン品に近い一品になる。

 

プレーンな状態で食べていたときにも病みつきだったが、これをすると病みつき度合いは高まる。

キャベツも普通のキャベツのまま食べると飽きるが、串カツタレを添えた途端止まらなくなるあの瞬間にちょっと似ている。

低コストで、誰にもできる〆。ぜひあなたもやってみてほしい。

 

まとめ:週末さば缶#20|潮宝食品 焼きさばフレーク缶詰

週刊さば缶#20_潮宝食品 焼きさばフレーク缶詰_2-80

 

今回はさば缶の中でも珍しい鯖の切り身をほぐした潮宝食品 焼きさばフレーク缶詰を紹介した。それはただの焼きさばのフレークではなく、糀漬けされたフレーク。

繊維を感じながら噛めば噛むほど滲み出るあの甘さはクセになり「ずっと食べていたい!」と思えるようなさば缶だった。

興味があったら、注文してみてほしい。

 

 

[あとがき]

本缶で週末SABA刊20個目のさば缶となりました。

まだまだ美味しさや味付けの表現することの難しさを感じます。

「美味しい」→「どう美味しいの?」

「甘さ」→「どう甘いの?」

「例えるなら?」

言葉の表現ストックが乏しいため、パソコンの正面で頭を抱えています。

スマホ・PCに味覚/風味伝達機能があったらなと願ってやまない週末でした。

今回紹介した商品

 

週末のSABA表紙#20潮宝食品 焼きさばフレーク缶詰

#20缶(完)


来週もきっと朝から晩まで頑張って働く。

今のうちにご褒美を考えよう。

ちょぴり贅沢な美味しい一品を用意しよう。

そうとなったら、

財布が緩いうちに、買っておこう。

“あなただけの” 特別なさば缶 を。

僕は次の週末に向けて“さば缶”を探す旅に出る。

週末のさば缶

 

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