部屋にあるもの/ないものは?物件の決め手は?衣食住はどうしてました?
狭い物件に住もうと思っている人や暮らしのヒントを模索している人に向けてもピッタリな記事にします!
こんにちは、
97年生まれの「僕」です。
259個のアイテムと4.5畳部屋で豊かに暮らしているミニマリストブロガーです。
ミニマリストに関する記事を中心に色々なことをお伝えしています。
今日も記事を見に来てくださっているあなたにミニマルかつシンプルに情報を発信します。
実際の僕の部屋
今回は「4畳半部屋の暮らし」というテーマに沿って以下のことを紹介していきます。
この記事でわかること
- 狭い4畳半部屋でどうやって暮しているか
- 家具・家電の配置、あるもの/ないものについて
- 居住を決めるときどんなポイントを抑えたか
これらのことについて知りたい!と思った方は引き続き記事を読み進めていってください!
一般的な賃貸物件とは違い、極端に床面積が小さい4畳半部屋。
暮らしの不自由さ・窮屈さに懸念を持たれるかもしれません。
しかし、
狭い4畳半部屋でも暮らし方のコツ・ポイントを抑えておけば、楽に充実した生活ができます。物理的な窮屈さは感じるものの工夫次第で豊かな暮らしは可能です!
そのコツ・ポイントにも触れながらまとめていきますね。
基本情報|そもそも4畳半って…
4畳半部屋のイメージをすり合わせておきましょう。基本的な情報をまとめました。
4畳半部屋の広さ
まずは広さについて。
「畳4.5個分ってどんな感じか」という話です。
床面積にして7~8㎡(平米)程度で、四角い部屋の構造だと横2.5〜2.8m、縦2.5〜2.8mくらい。横に手を目一杯伸ばしても手は届きませんが、やはり狭いです。
アパホテルのシングル部屋が11平米くらいなので、ビジネスホテルの部屋のサイズよりも一回り狭い部屋になります。
シングルベッドは100×200cm弱。
4畳半にベッドを1つ設置すると部屋面積の大半を埋めてしまいます。それにテーブル・イスを配置するとあっという間に部屋の余白はなくなってしまうかと。
あくまでも上の画像は僕の勝手なレイアウトイメージですが、やはり狭くなるのは自明ですね。
これにキッチンやトイレが追加されることを踏まえる更にその床面積は…。
4畳半部屋の家賃相場と現実(※東京都)
4畳半部屋の多くは1Rです。
では、「東京で1Rの賃貸に住むとどれくらいのコストがかかるのか」について基本情報として抑えておきましょう。
東京都全体の家賃相場をまとめたサイトから引用すると、1Rの平均家賃が一番安い地域は武蔵村山市で3.0万円/月。その次に立川市、多摩市で4.36、4.44万円/〜と続いていきます。
東京都23区エリアでは最も安いのが荒川区で平均5.8万円。都心へのアクセスが近い東京らしいエリア 新宿区・渋谷区・千代田区・港区になると7〜8万円代と23区の中でも一際家賃相場が高いのが現実です。
昔から4畳半という大きさは必要十分条件?
4畳半部屋にまつわる話を1つだけ紹介しておきます。
実は、4畳半部屋の床面積は日本人にとって馴染みのある部屋の広さと一緒です。
その部屋とは茶道を嗜む「茶室」。
亭主が客人にお茶を点(た)て振舞い、客人は亭主のおもてなしを受け、お茶をいただくための広さは4畳半という床面積で十分でした。
武士は刀を持ち込めない、平等の関係のもとで形成される侘び寂びの空間である茶室はまさにミニマルの究極形。
暮らすための部屋の広さと茶室の広さを比較することは間違っているので、「皆さん、4畳半部屋で大丈夫です!」とはなりません。
しかし、「心落ち着く余白の最小面積」はこの7,8平米ほどの広さなのでは?と考えても良いかと思っています。
4畳半部屋に住む人のライフスタイル
4畳半の部屋に住める人はどんな人なのかについて考えます。
僕のような所有しているモノが少ないミニマリストはもちろん、「ミニマリストではないが◯◯な人」も4畳半部屋に住むことができるのではないかと考えてます。
パターン1)モノを数多く持っていない人
まずは1つ目のパターンとしてミニマリストは狭い4畳半部屋は暮らせますね。
元々の所有物が少なければ部屋に収めるモノも少ないので、狭い部屋でも問題なし。
僕のようなテレビ・ベッド・冷蔵庫なしといった人間であれば4畳半部屋に暮らすくらいがちょうど良かったりします。
パターン2)モノは少なくないけど◯◯な人
一方ミニマリストではない人でもこんな暮らし方をしている/できる人ならば住めると思います。
それは、
- 所有しているモノの一部を倉庫や部屋とは別の場所に保管できる人
- 別に住む場所がある人
以上のどちらかに当てはまる人です。
もちろん「狭い部屋でも居住できる」という意思の前提があっての話ですけどね。
所有しているモノの一部を倉庫や部屋とは別の場所に保管できる人
「持っているモノは多いけど、1日の生活で必要なモノだけ部屋に置いておけば良い。その他のモノはサマリーポケットを使って保管する、またはトランクルームに収納できる」という人であれば暮らせます。
そのやり方であれば、僕のようなミニマリストの暮らしとほぼ変わりないことになると思いますので。
ポイントとしてはモノを預けるためのコストを家賃に追加して換算しなければなりません。しかし、家賃+預けコストの合計が通常の1Rの家賃を下回ることができれば4畳半部屋生活の可能性も広がってきますよね。
別に住む場所がある人
4畳半とは別にもう1つの住居場所を持っているという人もいるでしょう。
例えば、週末は地元に戻り、平日だけ都心エリアで寝泊まりするようなライフスタイルを持っている人など。昨今働く場所や居住地の自由化が進んでいるので、それを実現したい/している人も意外と多いのが現実です。
そのような「暮らしの最適化」に向けて様々なサービスも提供されています。
住んだ日数だけの家賃で良い?
補足|注目のサービス
unito(https://start.unito.life/)
自分が住んだ分だけ家賃を支払うサブスクリプション型住居「unito(ユニット)」。
「連休で帰省している日」「休日に旅行に出かけている日」を、unitoのアプリケーションから、ワンタップで外泊申請ができ、日数分の家賃が差し引かれるリレントを採用し、外泊中は運営スタッフが部屋を清掃し、ホテルとして使用できる。
ミニマリスト的 4畳半物件選びの3ポイント
実際に9ヶ月4畳半部屋に住んでみたミニマリストの僕が物件決定時に意識したポイントを挙げておきます。
前提|そもそも4畳半部屋に住みたいとは思ってなかった
実は、前の物件の引っ越しを余儀なくされたときに「4畳半の部屋に住んでみたい!」なんてことは1ミリも思っていませんでした。
当時の引っ越し先の希望は以下の3つで、
物件選びの条件
- 都心へのアクセスが良い
- 家賃6万程度
- 広さは6〜7畳くらい
でした。この条件を満たせばどんな物件でも良かったって感じです。
住むエリア・アクセスの良さへのこだわりについては、「東京らしいカルチャーをより多くの体感するためにはよりフットワークは軽い方が良い」と考えていたからです。
また経費最小をモットーに、なるべく維持コストは下げたいとは思っていました。
広さについては前の物件と同じくらいを想定していたので「6〜7畳くらい」と定めていました。
しかし、
色々な調査を続けましたが、都心エリアで家賃6万/月となんて物件はほぼなく…。
考えた結果、
「狭い部屋に住めばいいのか。家賃安いし。僕は大したモノは持ってないし十分生きていけそうだ」という考えの転換に至りました。
それからは希望の床面積を5畳、4畳と徐々に下げ、ついに「これは良い感じ」と思えるような4畳半部屋が見つかり、住むことを決意しました。
住むことを決めた4畳半物件のポイント
契約した物件のポイントについてまとめます。
Point1.第1条件の都心エリア
希望にあった都心エリアの物件で、立地がこの上ないなと思い即決でした。
レイトショーもやっている大型映画館へは徒歩圏内。
都心でご飯を食べた後は「電車に乗らないで歩いて帰宅してみるか。」なんてこともできるくらいは都心エリアです。
Point2.アクセス◎
複数の路線が通る最寄り駅までは徒歩10分以内。
都心から北へ南へ、東へ西へ。どんなエリアへもすぐに行けるような物件でした。
Point3.周辺の店・施設の充実度◎
あとにも紹介しますが、僕の部屋には冷蔵庫がないので、食を満たせる場所やその日の食材を手軽に買えるお店が近い場所を選択する必要がありました。
コンビニはもちろん、大型スーパー・飲食店が点在する地域の物件でしたのでそれも即決した理由の一要素です。
※補足
物件選びのよくあるパターンで、
- 日当たり
- 家具付き
- バストイレ別
というような部屋の位置・内容に関する条件については全く考えていませんでした。
散歩すれば日光を浴びられるし、「窓があれば良いや」くらいにしか思っていませんでした。
家具は不要ですし、バスとトイレが一緒だったところで何か不便なことはなかったので…。
こんな暮らしだったら、4畳半部屋に住めなかったかも…
結果的にミニマリストの僕は狭い4畳半部屋に住むことになったわけですが、「こんな暮らしをしていたら4畳半で生活できなかったな」と思うことがあります。
衣食住の3要素それぞれについてまとめます。
もし、こんな暮らしをしていたら4畳半部屋暮らしは厳しいかもしれません。
衣に関する「こんな暮らし」
僕は持っている服の数が少ないです。
これは4畳半部屋に住むための大きな貢献要素でした。
服の枚数が多いとその容量分のチェストやラックを用意しなければならないし、ただでさえ狭い部屋を圧迫してしまいます。
衣に関しては「持っている服の枚数が多かったら4畳半部屋に住めなかった」と思います。
食に関する「こんな暮らし」
僕は自炊に対してそれほどこだわりがないです。
僕が作れるのはせいぜいスパイスカレーとサーモンアボカド丼くらい。
自炊にそれほどこだわりがなく、凝った料理はしないのでキッチンには料理酒、みりん、酢、砂糖など基本的な調味料はありません。
持ってる調味料は岩塩・醤油・オリーブオイル・アマニオイルくらいです。スパイスカレーを作るためのスパイスも今はありません。(缶詰のカレーが旨すぎるのでそれで十分だと思い…。)
これが自炊や料理へのこだわりがあった場合、調味料の数も増えるし、比例して調理器具の数も増えていくことでしょう。
キッチンの余白が消えては居心地の悪い生活になっていたかと。
なので、食に関しては「自炊にこだわり、調味料・器具の数が多かったら4畳半部屋に住めなかった」と考えます。
住に関する「こんな暮らし」
最後の住について。
僕はテレビ・ベッド・大きなデスクを持っていないです。
酔っぱらいながら映画もライブをパソコンで観る
動画は基本的にYoutubeで観るし、映画を観たいとなったら短期的にサブスクを契約して観ます。
睡眠はベッドではなく寝袋で寝てます。
60cm×40cmサイズの小さなデスクで仕事・執筆・食事のすべてをこなします。
これが”一般的な部屋”にあるモノを所有していた場合、ベッドで4畳半部屋の1/3はあっという間に埋まってしまいますし、テレビ・デスクを配置したら…。
ですから住に関しては「テレビ・ベッド・大きなデスクがあったら4畳半部屋に住めなかった」と思っています。
4畳半部屋に「あるモノ・ないモノ」
僕の4畳半部屋には普通の部屋にはあるはずのモノがなかったりします。また「これはある」というモノもあります。
人それぞれ必要なモノは変わって着ますが…。
結論、
これから紹介する「あるモノ」で十分暮らせます。
1.設備・備品
僕が住んでいた物件を契約したときに既にあった/なかった設備・備品は以下の通り。
❏4畳半部屋にある設備・備品
項目 | メモ |
バス | 自動湯沸かし機能付き。地味に広い |
トイレ | ウォシュレット付き |
キッチン | キッチン下の隙間に収納扉がないタイプ |
鏡(姿見) | 玄関に備え付け |
窓 | 大窓の片側部分サイズの窓が1つ |
エアコン | 普通のエアコン |
IHコンロ | 加熱機器が備え付けではないキッチンなので |
❏4畳半部屋にない設備・備品
項目 | メモ |
ベランダ | 窓開けて一歩前進したら、ビルの下。 |
下駄箱 | 靴は置き場を設けて保管 |
収納空間 | 収納スペースはなし。あるのは一本のラック |
シーリングライト | 大きな照明はなし。あるのは電球2つ |
洗面台 | キッチン=洗面所 |
2.家具
僕の4畳半部屋にある/ない家具は以下の通り。
❏4畳半部屋にある家具
項目 | メモ |
収納スツール2つ | 寝袋を収納するための箱 兼 ソファ |
イス | 無印良品 ポリプロピレンスタッキングスツール |
デスク | 小さいサイズのデスク(昇降式) |
❏4畳半部屋にない家具
項目 | メモ |
ベッド | 寝袋で寝る。 |
シェルフ・引き出し | 収納したいものはスツールへ。 |
3.家電
僕の4畳半部屋にある/ない家電は以下の通り。
❏4畳半部屋にある主要家電
項目 | メモ |
ミニ冷蔵庫 | 350mlの缶ビールが6本くらい入るサイズ |
コーヒーメーカー | ミニマリストらしくない唯一の家電 |
洗濯機 | 乾燥機能付き |
❏4畳半部屋にない主要家電
項目 | メモ |
テレビ | 映画・テレビはパソコンで観る |
一人暮らしサイズの冷蔵庫 | ミニ冷蔵庫で十分 |
電子レンジ | 冷凍食品を保存する術もないし不要 |
暮らしの様子・切り取り
最後に、
僕の4畳半部屋での様子を写真付きで紹介します。
もしアクセス◎、都心エリアの4畳半部屋生活をするとなったときのイメージにしてみてください。
狭い部屋でも平日・休日問わず豊かに暮らせます。
外での活動を上手く利用して物理的な窮屈さを取り除きます。
平日編
平日は朝から夕方まで仕事。
リモートワークなので、通勤に当たる時間帯に好きなこと・やりたいことをやっておく感じです。仕事の後は家事とか諸々やります。
使ってる寝袋・寝具
仕事もプライベートでも使ってるデスク
休日編
カレンダー通り土・日がお休みです。
なぜか朝早く目が覚めるので、朝のうちに色々やっておきます。この記事についても午前中に執筆してます。
午後は自分にとってやっておいた方が良いこと・気になることをやります。
VRとミニマリスト
着てる服
まとめ|【実録】4畳半部屋暮らし
今回は「【実録】4畳半部屋暮らし|ミニマリストの暮らしの様子と狭い物件はコレを考えて!」と題して、
- 物件選びに考えたこと
- こんな暮らしだったら4畳半に暮らせなかったかも…
- 4畳半部屋にあるもの/ないもの
- 暮らしの様子
をお伝えしてきました。
これから狭い物件に暮らそうと思っている方や暮らしのヒントを求めていた方にとって有益な記事になっていれば幸いです。
他にもミニマルかつシンプルに情報を発信しています。
ぜひ、ほかの記事も覗いていってください。
ミニマリストに関する記事はこちらから
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