Site icon ミニマルライフな97年生まれの僕ブログ

日本人の持ち家の割合と40年後の僕たちの住居|2022/7/29日記

07/29/2022

7時頃に目が冷めて、布団の上で軽くストレッチ。そして、ゴミ出しの準備。

前に住んでいた住居ではダストボックスがあったので、365日24hいつでもゴミ出しができたが、新居のルールでは毎朝決まった時間までにゴミを出さなければ行けない。寝起きの顔と髪の毛で数十m散歩する。

面倒な気持ちがある反面、朝から太陽を浴びる機会を得られると思うとこれもなかなか良き。

 

日本人の6割は持ち家

ゴミ出しのあと、いつものように目的もなくニュースを眺める。

ヤフーニュースが朝の5時から「手取り23万円…独身サラリーマン、定年後に訪れる予想外の壮絶」という記事をアップしていたので読んでみた。(にしても朝からマイナスなタイトル…)

 

記事では日本人の年齢別持ち家の割合や事実に基づいた編集者の見解が記されていた。

少し触れると、

と書かれている。

どちらにせよ月額コストがかかるので精神的な不安はつきまとうし、住居を”改造”できる持ち家にも、好きな時に好きな場所へ住居を変更できる賃貸派にも自由度・満足度もあるなと。暮らしの観点で言えばの話だけど。

また、住宅オーナーの夢を叶えるタイミングはやはり3、40代がピークなのだと分かった。

持ち家/賃貸の論争はここ数十年論争が続いており、僕は決着がつく議題ではないと思ってる。永遠にこのディベートをやっているなという感じ。

 

記事の中盤では「高齢者世帯」の持ち家事情について絞って記され、

65歳以上の高齢者の持ち家割合は単身世帯で66%、夫婦のみ世帯で87%」と書かれている。

意外と多いと感じた。

 

夫婦が持ち家に住み続けることについては理解できるが、独り身で持ち家を所有することにはどんなメリットがあるのだろう。

おそらくメリットはない。

少し言い過ぎなので語弊のないように言うと、定性的なメリットはあるが定量的なメリットはないと思う。

「親しみのある暮らしを継続できて幸せ(定性)。けど、税金や維持コストが継続してかかってしまう(定量)」みたいな感じ。

多分、ある程度の高齢者もこのことは分かっているはずで、数%の高齢者は賃貸に切り替えたいと思っているはず。

しかし、どうやら65歳以上の独り身が持ち家で暮らし続けばならない理由があるらしい。

 

住宅難民化する高齢者が4人中1人

高齢者は新しく賃貸住宅を借りづらいという現状がある。

理由は、貸す側が孤独死リスク、死因不明の急性死や事故などを懸念していることにある。

65歳以上の一人暮らしが自宅で死亡してしまう件数は2020年で4,238件。1日に10名以上がこういった形で命をおとしている現状があるためオーナーとしてはこのリスクを避けたいのも理解できる。また、長い目で見て空室のリスクが高まる可能性もある。

こういったオーナー側の意向もあり、高齢者の4人に1人が「不動産会社に入居を断られた」との実態調査結果もある。

また、公営住宅やURは?と考えてはみるが希望数が多く入居が難しいらしい。

 

僕たちが住むべき住居って、

時代が変わろうとも高齢者の死亡・事故リスクは変わらないので賃貸オーナーがいる限り、僕たちが高齢者になった時の「賃貸の借りやすさ」に変化はなさそうだなと思う。

とわいえ、可変要素はあるわけで。

その1つは僕たちが高齢者になったとしてもただの高齢者ではなく、「テクノロジー・ITネイティブ高齢者」になっているということ。

これがかなり大きなカギになっているかもしれない。

たとえば、僕が今の知能のまま高齢者であったとしたら、

持ち家派/賃貸派なんてディベートには登壇せず、10万円/月でホテル暮らしができるサブスクリプションを使用して暮らす。税金も光熱費も、町内会の共創も、隣人ガチャからも開放され、移住の自由を手に入れる。

また、老人ホームもかなり進化しているし、検討の余地はある。

 

これは今の段階の話で40年後にはどうなっているか分からない。

だからこそ、「僕が65歳の頃にはこんな家に住んでいる!」なんてこと宣言することはできない。

ただ、僕たちがテクノロジー・ITネイティブである条件が重なることで暮らしの選択の幅が全く異なる世界になっていると思うと考えて、始業する。

(ホテル住まいにするとゴミ出しも不要になるな。けど、太陽を浴びる時間を失うのか。)

 

07/29/2022 日記

Exit mobile version