08/02/2022
最近、酒の飲みすぎで寝付きが悪かったから昨日から晩酌を避けるようにした。
晩酌の代わりに取り入れたのは、本を読むこと。普段は夜に本を読まなくて、昼の休憩中や休日にまとめて読む派だったのでとても新鮮な心地。
最近はかしこまった自己啓発本などは読まなくなり、エッセイや新しいモノ・コトを解説しているような本を読むようになった。意識してそのようにしているのでは無く、自然とそのような傾向になった。
今読んでいるのは 辻仁成さんという方の著書「パリの空の下で、息子とぼくの3000日」。作家、ミュージシャン、映画監督、演出などさまざまな場所で活躍する辻さんとその”息子くん”の2人がパリで過ごす日常の様子を綴ったもの。
“息子くん”が日ごとに大人になっていく様子は1つ1つの文字から想像でき、10代の少年とは思えないような言葉や感性に時々驚かされる。
こどもの成長って親から見るとこうやって写っていたんだなとわかる。小さい頃の僕も父母からそう写っていたのかなと少し考えてみた。
お知らせ
発売直後ですが、「パリの空の下で、息子とぼくの3000日」3刷、10000部決まりました。皆さま、ありがとうございます。 pic.twitter.com/xCLRZbKlig
— 辻仁成 (@TsujiHitonari) July 4, 2022
今日は気温37度、暑くて何もかもやる気が無かった。
エアコンをかけた時の”冷やす”感が好きではなくて、この夏はずっと扇風機でその場をしのいでいたけどさすがに耐えきれず、今日だけはエアコンを付けた。もしかしたら、明日もつけるかも。
夕食を作ることも諦め、現在不在の同居人がおすすめしていたラーメン屋に行くことにした。
白T×パン一の内向きのルームスタイルからハーフパンツを穿いて外向きのシティスタイルでラーメン屋へ行き、夕食を済ませた。
ラーメン屋の後はいつもとは違う道を通って帰った。
道の途中できれいな紅紫色の花がなった木を見つけ、写真を一枚。
実際に撮った写真
どんな花なのか分からなかったので、Google先生に画像を見せて調べてもらった。
すると先生は「これは”サルスベリ“だ」と言う。
「サルスベリってどんな花なんですか?」と隣にいたwiki先生に尋ねると、「木登りが上手なサルでも、滑り落ちるほど樹皮が滑らかという例えから名付けられた花だ」と教えてくれた。
また、花が咲く期間が長いことからヒャクジツコウ(百日紅)の別名もあるとのこと。
たしかに、よく見ると幹の樹脂がつるつるしている。そんな花もあるんだな、いつから咲き始めたんだ?なんてことを考えながら自宅に向かった。
この花が咲き乱れている様子を見たのだから、散りゆく様も見てみたいと思った。
秋になったらまたこの花を見に行こうと思う。
日本人はひまわりを持った人に「これはなに?」と聞かれると「それはひまわり」と答える。
しかし、エジプト人は「花」としか答えられないらしい。
花は地域や住んでいる国の人によって価値観が違うらしい。(でも、僕はひまわり・チューリップ・ユリくらいしか花の名前はわからないし、石の名前も分からない)
逆にエジプト人は石に詳しいもんだから、「これはなに?」と石を差し出すと「黒雲母だね」なんてことを自慢気に言うとのこと。エジプトを訪れた時に現地の人がそう言ってた。
こういった無駄な知識を吸収する力が今日も、明日も仕事の邪魔をする…
08/02/2022