ただ…
クレジットカードは使い過ぎが怖いし、なるべくデビットカードかプリペイドカードが良いかなって思ってます…。月々のコストが楽になる、かつミニマルなスタイルで支出管理できるようなカードサービスはないですか?
であれば家計簿×プリペイドカードを実現した「B/43」というサービスを使うと良いかもです。
支出の管理が驚くほど簡単ですし、ミニマルな家計管理がGoodなサービスです!
こんにちは、
97年生まれの「僕」です。
259個のアイテムで豊かに暮らしているミニマリストブロガー兼さば缶専門メディア編集長です。
ミニマリストに関する「衣・食・住」を中心にさまざまな記事を100以上公開。
今日も記事を見に来てくださっているあなたにミニマルかつシンプルに情報を発信します。
今回のテーマは「ミニマリスト×プリペイドカード」。
月々のコスト管理を本格的に取り組みたいミニマリスト中心におすすめしたい「B/43(ビーヨンサン)」というアプリ口座サービスと、それに紐づく「B/43カード」についてまとめました。
出典:SMART BANK
まずは結論から。
「B/43」は家計簿アプリとプリペイドカードを組み合わせた支出管理サービス。このサービスを利用することで月々の予算・支出管理が楽になります。
月々のコスト管理をスマホアプリを使って行うことでアナログだった家計管理は払拭できるのは、ミニマリストにとってはうれしい家計管理スタイルですよね。(今では当たり前になっているかもしれませんが…)
一緒に使うプリペイドカード「B/43カード」もここ最近でアップデートされ、今後さらなる発展の期待が見込めるサービスです。導入検討の余地が十分にあるかと思います!
「B/43」について興味を持たれた方は引き続き記事をご覧ください!
この記事では以下の5点がわかります。
本記事で分かるコト
- 「B/43」のサービス概要
- 「B/43」サービスの使い方
- あなたが「B/43」を利用する時のイメージ
- 似たサービスと比較して「B/43」の立ち位置は
- 『僕/私は「B/43」をどう使うべき?』
上の5つの中でも、特に他サービスと比較して「B/43」の立ち位置について考えるフェーズの以降は注目です。
類似サービスkyashと比較してみることで「B/43」の良さ、「もっとこうだったらな」という点もあったので正直に考えたこともまとめました。現時点でkyashを持っている方、またkyash導入を検討している方にも読んでいただきたい記事にもなっているのでぜひ最後まで読み進めてくださいね。
家計簿×プリカ「B43」ってなにそれ?
まずは、「B/43」について解説です。
1.シンプルな解説(イラストと5W1Hで)
2.詳細解説(サービスの詳細、入金、ルールなど)
の2パターンの解説を用意しました。
1.B/43をイラスト&5W1Hで理解してみる
冒頭でもお伝えした通り、「B/43」は家計簿アプリとプリペイドカードを組み合わせたサービス。
どうやって使うのか、基本的な流れは以下のイラストの通りです。
まず、月の予算の決定。それから導き出した予算額を「B/43」の口座に入金します。それからは「B/43カード」を利用して決済するだけ。決済情報は明細にリアルタイムで反映され、出費のカテゴリ分け、支出管理が楽に行えるようになります。
決済時については詳しく、「5W1H」でまとめました。
- STEP
When:いつ
事前に設定しておいた予算から買い物/出費する時に - STEP
Where:どこで
Visa加盟店である街中のお店やオンラインサイトで - STEP
Who:だれが
カードを持ったあなた or「B/43ペア(後述) 」の家族やパートナーが - STEP
What:なにを
「B/43カード」を - STEP
Why:なぜ
月々の予算オーバー防止・支出管理のため - STEP
How:どのように
事前に予算分の金額をチャージ、予算をポケット(後述)に振り分け、その残高から一括で支払う
となります。
「するとどうなる?」については、
利用明細がでアプリ上に即反映され、
タイムリーな予算/支出の配分管理ができます。
そして、「あといくら使えるか?」がすぐに分かります。
です。イメージはついたでしょうか。
ちなみに、月の予算策定時はカード到着時に同封されるチェックシート(↓)を使ってやると上手くいきます。
家計管理初心者や苦手な方向けにフレームが用意されている。嬉しいユーザ目線。
アナログからデジタルに家計簿を置き換える人にとっても、ハードルが低い利用設計ですよね。
2.もっと詳しく「B/43」を理解してみる
(アプリUI ※出典:SMART BANK)
大まかな流れを掴んだところで、詳細を解説します。
プリペイドカード「B/43カード」を利用した決済データは即アプリの利用明細に表示され(画像左)、1件ごとの詳細情報の確認、あとから「食費」→「娯楽」といったカテゴライズ修正も可能です。(画像中央)。また、予算配分(食費・娯楽費など)は「ポケット」で振り分け可能です(画像右)。
以下ではもっと具体的に、
どんな機能があるのか?、どんな方法で使えるのか、注意点やメリットも踏まえて解説します。
入金はどうやってするの?
月々の予算を決め、実際に「B/43」口座を使うには入金が必要でした。
その入金方法は7つと豊富で、SuicaやPASMOと同様に大半のチャージ方法は網羅できています。
(実際の入金画面)
入金方法は次の7つ
1.銀行口座からの入金(無料)
2.クレジットカード/デビットカードでの入金(無料)
3.あと払いチャージでの入金(手数料あり)
4.セブン銀行ATMでの入金(無料)
5.コンビニ(無料)
6.Pay-easyでの入金(無料)
7.入金用口座番号(各金融機関に準ずる)
ちなみに、大半の入金方法は網羅できていますが注意点があります。
注意
「銀行口座からの入金」はメガバンク3社・大半の地銀もカバーしているのですが、楽天銀行・住信SBIネット銀行、ゆうちょ銀行は非対応(2022年8月6日現在)。とはいえ、Pay-easyを利用すれば楽天銀行・ゆうちょ銀行は入金OK。最も簡単なデビットカードを利用すればいずれも入金可能です。利用できない金融機関はなさそうですね。
出金もできるのがGoodポイント
口座にある残高を出金することもできます。
セブン銀行から事前にアプリで出金額の入力を済ませ、スムーズに出金できます。
※補足
・出金手数料がかかる
・クレジットカードからの入金額分は出金できない
「あの店、あの国、あの方法は使える?」
「B/43カード」が使えるお店の条件としてはVISA加盟店であることです。MasterCardと並んでシェア率の高いカードブランドなので、ほとんどのお店で利用できるのが良い点です。
ただ、VISA加盟店と行っても、一部の店舗では使えない店舗・支払いがあるのでここも抑えておくべきポイントです。
①使えないお店・支払い
基本的にプリペイドカードが使えない店舗・支払いに「B/43カード」は使えないです。
「B/43」が使えない主なお店・支払い
1.定期支払・購読など支払い
例)公共料金、携帯電話料金、インターネットプロバイダー利用料金、保険料など
2.支払い金額があとから決まるお店
例)宿泊施設、ガソリンスタンド
3.電子マネー・プリペイドカード
例)楽天Edy、nanacoなど
4.インターネットがない店舗
例)飛行機の機内販売、高速料金所、タクシー(一部)
②海外OK
VISAは国際ブランドですから、もちろんこちらのカードも海外で使用できます。
ただし、国外のVisa加盟店で使用する際には海外事務手数料がかかってしまうので注意が必要です。
③ICチップ決済はもちろん、「VISAタッチ」にも対応
申込みに際して「B/43カード」は
- ノーマルカード
- ICチップ付きカード
の2タイプが用意されています。そのうちの 2.ICチップ付きカードを発行すると一般的なクレジットカードのと同様に店頭のカードリーダーに差し込む決済ができます。
更には、「VISAタッチ」にも対応しているので非接触決済も可能です。
ファミリーマートにてVISAタッチを実用してみた
SuicaやPASMOのようにかざすだけでデータを読み取れるので、カードの出し入れも減りますね。
トラブル時の対応
なんてトラブルも安心です。「B/43」はアプリでカード利用権限を操作することができます。
(アプリ内にある「カードの一時停止」ボタン)
ですので、紛失してしまってもその場でカードの利用を停止して不正利用を防ぐことができます。
これがクレジットカードである場合、
電話して→オペレーターにつながって→本人確認→必要情報を伝達して…
なんて色々な手間がかかってしまいますが、「B/43」はそんなフローは不要。アプリ1つで解決できます。
ペア利用は「B/43」の真骨頂を発揮、かつ“あるべき姿”
出典:SMART BANK
口座から予算額を入金して、必要分だけの決済をする。更にはポケットで分類された出費も管理できる。となれば次に実現したいのが口座の共有、「シェア」ですね。
「B/43ペア」という機能が用意されています。家族やパートナーとふたりで共同利用できるもう1つの口座を作れます。
(個人の残高からペア口座へスムーズに入出金が可能 ※出典:SMART BANK)
これがあると、いつ、誰が、どこで、どれだけ払ったか。翌月の予算立ての参考にもなりそうですね。
夫婦・カップル間、シェアハウスなど複雑な出費がある場合は一役買いますね。
どうしてB/43を利用し始めたの?
さて、一通り「B/43」について説明をしてきました。
ここでは僕が利用開始したきっかけや、「もしあなたがこういう状況だったら利用してもよいのでは?」と思うことをまとめます。
ミニマリスト「僕」の場合
僕の場合は、
- プライベートの出費
- ブログ・執筆活動の出費
それぞれの決済手段を別々に分けたいと思ったのがきっかけで、利用を開始しました。
もともとkyashと呼ばれる類似サービスのプリペイドカードを使用していたのですが、2種類の出費を同じ決済手段で行ってしまうと、もう管理がめちゃくちゃになってきたんですよね(笑)。
kyashで各出費を区別して管理すれば問題ないのですが、1件1件カテゴライズするのも面倒なのでいっそのこと決済手段から見直し、決済するカード自体を分けようとなった訳です。
僕はクレジットカードよりもプリペイドカード派ですから、今回新しいクレジットカードは発行せずにプリペイドカードである「B/43」を利用することにしました。
あなたがB/43を利用し始めるきっかけ
色々なパターンがあると思います。以下のパターンに当てはまる人は利用を検討してください。
こんな人は「B/43」使うと良い?
- 仕事用とプライベート用の出費管理/決済を区別したい!
- お付き合いしている人との共有口座をスマホで開設・管理したい!
- 予算を意識した支出管理をしたい!
- シェアハウスでの共有出費管理をデジタル化したい!
すでに持っている別のプリペイドカードと比較しながら、自分にあったプリペイドカードを探していくといった感じで導入するのも手だと思います!
他サービスの比較|対抗馬「kyash」の存在
さて、ここからは「僕が今まで持っていたkyashと比較してどうか」という点についてお話します。
結論、
同じアプリ連携型プリペイドカードなので「入金→決済→決済情報反映」という仕組みに大差はないです。どちらも自動入金機能、アプリ上でのカード利用権限変更、共有口座サービスなどの便利な追加機能はあります。
ミニマリストの僕にとって大切な“シームレスな利用”についてはどちらも、同様レベルに満足しています。
キワモノなのはB/43の“テーマ”
ただし、
この2サービスを比較したときに「B/43」のサービスの中で僕がとても気に入っているkyashにはない “テーマ” があります。
それは、
予算を意識した支出管理
というテーマです。
B/43の基本に立ち返るとこのサービスはB/43カードとの組み合わせで、「家計簿をデジタルで運用する」ということが最大のテーマです。この予算を意識したサービス設計はkyashにはない点。
これが唯一無二である限り僕はB/43を使用し続ける意味はあると思っていますし、「予算管理」というテーマに沿ったサービス・機能が今後さらにリリースされるのではないかと見込んでます。
僕は、私は「B/43」をどう使う?
これまでに、
- B/43ってどんなサービス?
- こんな人は使ってみたら?
- 類似サービスとはこんな点が違うよ?
以上のことについて触れてきました。
そして最後は「どう使うか」という点です。
使い方はそれぞれのユーザによってもちろん違ってきます。ただ、やはりB/43のユニークな点である「予算管理」という点を意識しながら使っていくのが良いと考えます。
僕自身もこのテーマと向き合いながら利用していく予定です。もしかしたら、プライベートのカードはB/43、ブログ・執筆活動出費のカードはkyashに。なんて利用手段を転換している可能性もあります!
今後の期待
※出典:SMART BANK
最後に、個人的な期待を記載しておきます。
3点です。
- 決済時のメリット(ポイント/割引)が加わってほしい
- ネットバンクへの対応拡充
- AI/学習データで、予算算出?提案?
決済時のメリット(ポイント/割引)が加わってほしい
これはどうしてもkyashとの比較になってしまうのですが、ポイント・プログラム制度が加われば良いなと思ってます。
オンラインストアとの連携でポイントが還元されたり、プログラム達成でメリットが得られる機能など。より活用したくなるサービス・機能が加わればなと思っています。
kyashの場合(↑)。サービスはさまざまでネットショップとの連携制度、独自のポイント付与もある
ネットバンクへの対応拡充
僕が使用している楽天銀行、住信SBIネット銀行からの入金はデビットカードを使えば可能ですが、「銀行口座からの入金」という方法についてはネットバンクは非対応。
この現状は個人的にネックです。
それは「カードで入金した場合、B/43口座から出金できない」というルールに引っかかってしまうからです。
(B/43カードとデビットカード2種)
僕のミニマルな財布の理想形は「デビッドカードを持ち歩かないこと」。
これを実現するためにはプリペイドカードから出金できる機能は大いに活躍すると見込んでいます。
イメージは「ネットバンクからB/43口座へ入金 → 財布からデビットカードを排除 → 外出先で出金したいときはB/43カードから出金」というスタイルです。
そうすれば、デビットカードを持ち歩く必要はなくなりますし、カードを落としてしまった時のリスクヘッジにもなります(B/43はもし落としてもアプリ上で利用権限変更できますから)。
だからこそ、「銀行口座からの入金」にネットバンクを対応させてほしいなと…。
AI/学習データで、予算算出?提案?
B/43口座ではカテゴリー別の3ヶ月の平均支出がわかります。それらを踏まえて最適な予算を算出する機能だったり、イベント/スケジュールから情報をキャッチして事前に予算“増”の提案をしてくれる機能があったらなと思ったりしてます。
まとめ|ミニマリストが新プリペイドカード「B/43」を導入。
いかがでしたか。
今回は、「ミニマリストが新プリペイドカード「B/43」を導入。何それ?僕/私もおすすめ?」というテーマでミニマリストの僕が導入してみた「B/43」について紹介してきました。
解説してきたのは以下の項目です。
解説してきたこと
- 「B/43」のサービス概要
- 「B/43」サービスの使い方
- あなたが「B/43」を利用する時のイメージ
- 似たサービスと比較して「B/43」の立ち位置
- 『僕/私は「B/43」をどう使うべき?』
「B/43」を提供しているSMART BANKの立ち上げメンバーの方々は日本初のフリマアプリ「フリル(現在は楽天ラクマ)」をリリースした方々です。このバックグラウンドを踏まえるとEC・その他C to Cサービスとの連携なども今後あるかもしれないですね。
kyashの後発と言われているB/43ですが、kyashもリリース当初は現在ほどまでに充実したサービスがなかったのも事実。ですから、本当に期待できるサービスであることは確かです。
僕はこれから豊かな暮らしのためにB/43を利用していきたいと思います。
もし、B/43に興味を持たれた方はぜひ利用検討してみてください!
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他にもミニマルかつシンプルに情報を発信しています。
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