08/09/2022
昨日は早めに日記を書けたし、週末の準備もできたので早めの就寝。
おかげで十分な睡眠をとることができた。
起床は6:30。
起きたあとはシーツを外に干して、歯を磨き、水を2杯飲む。
天気がいつもより乾いて気持ちが良さそうだったので朝の散歩をすることに。
散歩中イヤホンからランダムに流した曲の数は3曲。散歩時間は15分くらいだったろう。
流れた曲のうち1曲はWham!の「Wake Me Up Before You Go-Go」だった。
起きろ!みたいなニュアンスはなく、恋い焦がれる男がひたすらダンスを踊りまくるこの歌。
朝から僕のPixelはセンスないなと思った。
いつも通りの仕事をこなし諸々のタスクを消化した頃、17時くらいだったろうか。
「ファッションデザイナー 三宅一生さんが死去」というニュース通知が流れた。
8月5日に亡くなっていたとのこと。84歳だった。
言わずと知れたISSEY MIYAKEのブランド創設者で「生地をできるだけ捨てずに使うこと」を意識した作品が多かった。
パルコやデパートでその店があると目が向いてしまっていたし、1つ1つのアイテムをじっと見るのが好きだった。
つい1ヶ月前に決心して「TRUNK PLEATS BAG」というバッグを買ってから、三宅さんという人間についてさらに関心が増していたからこのニュースは特に気にかけてしまう訃報だった。
木の幹からインスパイアを受けてデザインされたバッグ。
縦に伸びるプリーツと持ち手が特徴的。
少量のものを詰めた時に底が横に広がり、その名の通り木の幹部分のような形になるのがとても美しい。このバッグができた意味や背景に惹かれて買うことにした。
着る/持つ人の体型を選ばずに所有できる作品を作り続けた三宅さん、このバックの名を含む「PLEATS(プリーツ)」は最も有名なシリーズの1つでもある。
また、「自由に女性が生きる世界」を意識した人でもあったそう。
これは、イブ・サンローランやココ・シャネルと同じ。
モード、フェミニン問わず彼らと同じように容姿や美醜によって評価されることなく、差別のないリッキズムを体現したデザイナーだったと思う。
こうした作り手の背景・思いを知れば知るほど、作り手を理解したいという思いは増すし、
同時にモノづくりをしたいという思いにも拍車がかかる。
ご冥福をお祈りします。
08/09/2022