小雨降る立秋の候。「明かり」と「灯り」|2022/8/18 日記

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08/18/2022

朝から涼しい雨が降ってた。

涼しい朝は僕のお腹を空かせるから、今日のような日は朝ごはんを食べる。

食べるといっても、通常通りバナナとプロテインのスムージー。マニュアルと少し違うのは一緒に混ぜる小松菜がほうれん草に替わったくらい。

 

 

「寝起き悪いね」

スムージーを作ろうとしていた同居人にそう言われた。

確かに、いくらオオカミ型の僕でも最近寝起きが悪すぎる。僕にもスッキリする朝もあるわけで、それを知っているからこそそう実感する。

なんとなくこの原因は分かっていて、最近お昼の時間に飲むようになった「コーヒー」が原因なのではと思ってる。

一人暮らしをしていた頃、コーヒーは多くても200mlくらいしか飲まなかったし、カフェインレスコーヒーを飲むようにしていた。対して今ではカフェインが入っているコーヒーを473ml容量のマグカップに8割くらいのコーヒーを淹れて飲んでいる。

学生の頃にバカみたいにコーヒーを飲んでいた人間もしばらく飲んでいないと耐性が薄れていく。

人間の「慣れ」は本当にすごい。

 

 

雨は止んだけど、昼頃までどよんりとした天気は続いた。

家の中が少し暗いかったので、同居人がリビングの電気を点ける。

でも、僕は作業している借り部屋の明かりは点けない。

なぜなら曇った日の自然光が好きで、かつ自分の居場所以外で点いた暖色の明かりが僕の方に少しだけ入る様子に気分が上がるから。

 

Pixelで取った写真(加工なし)
寒色だけど、僕はこれくらい落ち着いた色が好き

北欧の「灯り」を意識する居住空間が好み。

自然に入ってきた色とランプのような「灯り」で部屋の明度を調節するライフスタイルは心が一番落ち着く。

「明かり」と「灯り」の違いは「明るさ」は広く照っている様子、「灯り」はある一箇所が照っている様子。だと思ってる。

「北欧家具の魅力は家具が受け取る“光”、放つ“光(=色)”に着目すると、よりおもしろい」とそう教授に教わってからモノの「明度」について意識するようになった。

世界的にみても日照時間が少ない北欧にいる彼らは自然の光を大切にする文化を持っているし、「幸せで連想される物は?」という質問には85%以上の人が「キャンドル」と答え、「灯り」を意識して暮らしている。

僕の実家の北海道の冬は朝8時頃にならないと外が明るくならない。

なので冬の朝は食卓の上に取り付けたペンダントライトを点けて朝食をとっていた。

周りが暗くても食卓だけが灯されていれば気分が落ち着くし、心地よい朝、暮らしの演出だったなと今振り返るとそう思う。

 

 

昨日やっとのことで、パリの空の下で、息子とぼくの3000日を読み切って新しいエッセイ本が必要になった。

そのタイミングちょうど同居人が「こうやって考える」という本をくれた。

ぱっと見自己啓発本のように見えるが、外山さんの著作の中の引用の短文で構成されている本。とても読みやすい。

この本の使い方としては困った時の「辞書」的なポジションになるなと思ってる。

こういう本はミニマリストでも残しておきたくなる。

そうだ、しばらく持ち物リストを更新していないから更新しようかな。

 

 

「灯り」と「自然光」を使って快適な居住空間を作り、好きなコト・本を手にしながら暮らせる日を何度でも作っていこうと思えた一日。

北海道産の玉ねぎが3玉で200円だった。安い!

裏の子が落としてしまったボール。明日取ってあげよう。

08/18/2022

 

 

 

 

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