パッキングするのは僕。出発するのは姉 (出発まで残り3日)|2022/10/16 日記

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10/16/2022

起床は9時。

天気がよく、半袖短パンで十分過ごせる朝だった。

洗濯日和なので、朝から洗濯を回す。

 

毎日飲んできたスムージーも今日で飲むのが最後。

ボトルやブレンダー、食器類を今日中に処理しなきゃいけないからだ。

その事実に気づきながら、姉に作ってもらったスムージーを飲む。

これまでずっと牛乳とバナナ、ほうれん草、プロテインをボトルに詰めてブレンダーで細かくしていたのだが、最後のスムージーはほうれん草の代わりに青汁を入れて作られた。

ほうれん草をストックしても使い道がないため、買うのをやめていたので。

味はスッキリしていたが、その分深みがなくてどこか寂しい最後のスムージーだった。

 

 

今日はついに冷蔵庫と洗濯機と電子レンジが我が家から消える。

これで生活のインフラをすべて失うことになる。

10時に買取業者が家に来て、査定がはじまった。

冷蔵庫500円、洗濯機500円、電子レンジ300円。

すべて2017年製と買取可能期限ぎりぎりだったため査定金額は安価だったが、値がついただけで十分だ。

本来ならばお金を払って処理しなきゃいけないところをこうしてお金をいただけるのだから感謝したほうがいい。

出発前にYOSHINOYAで“ジャパニーズ・ビーフ・ボール”を注文し、1300円分のトッピングをかまそうか。

 

カレンダーも破棄

 

昼の予定も終了したので、

「パッキングを再開しよう」

そう打診した。

姉は先週の月曜あたりからスーツケースを開き、徐々にパッキングを少し済ませていたものの、持っていくアイテムをそこに集めているだけで実際に収まるかなどの検証はまだだったため「そろそろやらねばまずいのでは?」と思った。

日本食やら、冬用のダウンやら、靴やら、調理器具やら、化粧品やら実際に持っていくモノをすべて想定して1.5時間かけてパッキングをした。

“僕”が。

正確には一緒にやっていたが、スーツケースに詰める担当は僕だった。

 

僕は今回の姉の出発支援任務を家族から委任されているので、航空券の発券など諸々のことを手伝ってきたが、まさかパッキングまですることになるとは。

順序立ててものごとを構成するのが好きだし、レゴも好きだし、プログラミングも好きなのでこういった作業は苦ではない。

むしろ楽しいまである。

多くの人が旅の高揚感を醸成するタイミングが空港に来た時であるならば、僕はその2,3歩前のパッキングのタイミングからだ。

そんな楽しいことをした後に、1つ懸念が残った。

それは、姉が帰国時にパッキングできないという懸念。

旅の帰国時のパッキングはそれをした人にしかわからないキャパ・重量感など感覚が必要で、スーツケースの下にはこれを。溝にはこんなモノを。圧縮袋に詰める衣服の向きはこう。

などといったうまくいく方法がいくつかあるのだが、僕にとっては自明的なやり方も姉にとっては自明ではないことにパッキング後に気づいた。

なんとなく解説しながら、詰めたつもりだがきっと忘れるだろう。

ああ。

姉)「フランスから移動するとき終わるね」

僕)「ま、それも経験だ。がんばれ」

そんな感じで流したが、内心とても心配している。

姉)「“先生”のおかげでパッキングできました」

僕)「お疲れ様でした」

もう、そんな感じなのだ。この移住準備は。

本当に3日後に飛行機に乗って、シャルル・ド・ゴールへたどり着くのだろうか。

 

僕はその後、やっとのことで今季のアニメ鑑賞に着手でき、「うる星やつら」「SPY FAMILY」「チェンソーマン」を鑑賞した。

しばらくは日記以外の記事に取りかかれなそうだ。

 

この家で過ごす日も明日と明後日の2日間。

何もない家が落ち着く。

やっと僕らしい環境になってきた。

10/16/2022

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ラムちゃんかわいい

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