3ヶ月居候してみた“完結”。そして、明日から (出発まで残り0日)|2022/10/19 日記

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10/19/2022

今日ついに姉はパリに向けて出発する。

3ヶ月間の姉弟生活のゴールであり、フランス生活のスタートでもある。

僕にとっても定住生活のゴールであり、プチアドレスホッパー生活のスタートとなる。

起床は8:00。

8:30にホテルのダイニングの前で姉と合流し、少し遅めの朝食バイキングをいただく。

握り寿司やサバの西京焼き、煮物などをトレーにのせた。

退去までの数日間、”エサ”レベルの食事だったため、こうしてゆっくりイスに腰をかけ、料理がお皿にのっているのを見て生きた心地がした。

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朝の食事

今回、八丁堀のドーミーインに滞在したのだが、滞在中は朝10:00まで温泉とサウナに入れるし、入浴後はヤクルトを1本サービスでもらえるしで非常に満足。

ホテルから東京駅までシャトルバスが出ているので、重い荷物を抱えて駅に向かう必要もない。

もう本当にこれでいいなと確信した。

新幹線を利用する際や移動のハブ的な役目で東京駅を利用する時の滞在先はここにしようと思う。

10:45にチェックアウトを済ませ、11:00発のシャトルバスに乗ろうと思ったのだが、バスが平日ダイヤであったことをすっかり見落としていた。

最終バスは10:00で、食事後の風呂に入っている間に発車していた。

結局、八丁堀からJR京葉線で東京駅に向かう。

東京駅に着いてバスターミナルへ。

1,300円かけてバスで成田へ向かう。

明日以降の調べものなどをしながら65分、第2ターミナルに着いた。

姉は22:30の便、僕は18:00の便。

かなり時間に余裕がある。

何もしないだけ不安は募るばかりだし、いつまでも屋内にいると気がまいってしまうと思ったので、気晴らしに第1ターミナルへ移動してフードコートでなにか食べようと打診した。

僕)「第2は何もないし、お店もほぼ閉まってるから第1へ移動しよう」

姉)「うん、そうだね。」

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バスの停留所にて

今日の成田は冷たい空気で、バスを待つ停留所にも涼しい風が吹き込んでいた。

重い荷物を一生懸命に運んでいる僕たちは身体も頭も痛かったし、体温も上がっていたのでリフレッシュには最適だった。

ターミナルを移動してからはフードコートで軽食をとりながら時間を潰した。

僕は展望デッキで涼むが、姉は見送りに来てくれる友人に手紙を書いていた。

僕)「気晴らしに展望デッキでも行って、リフレッシュしてきたら?」

姉)「いや、大丈夫」

出発時間が迫り、19:00の搭乗手続き時刻の前に僕がいなくことへの事実に実感が湧いてきたのか、ナイーブな様子だった。

鼻をすするような仕草、少し鼻声だった。

緊張と不安が入り混じっていたんだと思う。

僕)「宇宙に行くわけじゃないから大丈夫だ

そう伝えた。

飛行機は最も安全な乗り物。

ジャックされない限り墜落することはないさ。

それに乗り継ぎのドーハや到着地のパリで困っても、そこにいるのは人間だからなんとかなるさ。

それがもし宇宙人だったら、むしろラッキーで羨ましいくらいだ。

空港のスタッフも優しいから大丈夫。

バゲージロストしても大丈夫。

手荷物は1,2日暮らせるようにパッキング指導したろ?

だから大丈夫だ。

それに僕らは日本人だ。

僕らが持っているパスポートはこの世でもっとも信用高いパスポート。

絶対に大丈夫だ。

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@展望デッキ

16:30。

そろそろ僕の搭乗時間が迫ってきたので、お別れ。

僕)「札幌に着く頃にチェックインだと思うから、そのときにでも電話しよう」

姉)「うん」

さっきよりも声はマシだった。

僕)「じゃあ、Good luck!」

キムタクから餞別を拝借し、グータッチでこの3ヶ月の姉弟生活に終止符を打った。

遠くから、

姉)「19日間分の生活費振り込んでね〜」

元気じゃねえか、心配して損した。

僕)「案件の報酬が振り込まれたらね〜」

僕はこうして第3ターミナルへ向かう。

新千歳に着陸した頃、「なんとかチェックインできた」との連絡が入ってた。

ひとまず、安心。

これで新千歳に到着後の電話は不要になった。

———

7/8から今日まで8年ぶりくらいに姉と生活を共にしたが、本当にいい経験だった。

“どんなにお金を積んでもこんな経験できないだろうからやってみるか”と思って始めた同居生活。

選択は決して間違いなかったと思う。

僕も4つ上の姉から学ぶことが多かったし、僕自身も4年後にこんなビックチャンスを迎えられるような運と実力を持っていられるだろうか。と考え込んだ。

明日からまた僕らしい生活の仕方を模索すると共に、新しい出会いやきっかけづくり、そして若さと勢い、やってみたらどうだろう?こんな事してみよう精神で自分らしい「開拓」に向き合おうと思う。

「ミニマリストがマキシマリストと同居生活してみた」

これにて”完”。

そして、新しい生活のスタート。

日記を見てくださる方々、これからもよろしくです。

これからもまた新しい気付き、やってみたこと、発信し続けます。

第何章かもうわかりませんが、また面白い発信をしていきます。

10/19/2022

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