【定住しない暮らしの備忘録#1】地域間移動の最適化

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こんにちは、
97年生まれの「僕」です。

259個のアイテムで豊かに暮らしているミニマリストブロガー兼さば缶専門メディア編集長です。
ミニマリストに関する「衣・食・住」を中心に、さまざまな記事を200以上公開しています。

今日も記事を見に来てくださっているあなたにミニマルかつシンプルに情報を発信します。

2022年10月から「定住しない暮らし」のトライアルをはじめて数日間、いろんな気づきがあります。

衣食住を中心に色々な気づきがあるのですが、まずは“地域間の移動”について備忘録がてらまとめておこうと思い、この記事を執筆しています。

 

東京から大阪/名古屋/福岡/札幌/その他の地方都市への移動手段は基本的に飛行機を使おうと思っているのですが、

その際の移動手段はどんどんLCCを活用していこうと思ってます。

理由はコスト面はもちろん、フルキャリアと比較してもほぼ変わりないサービスの充実度を体感して「これで十分だ」と気づいたため。

また、未来構想的にもLCCを活用して“LCCネイティブ”になっておく必要があるかなと感じたからです。

 

 

僕の実家は北海道札幌市で、大学入学と同時に上京してから早7年経ちます。

この7年間、ANAの「スマートU25」あるいはJALの「スカイメイト」ような25歳以下のマイレージ会員であればお得な価格で購入できる航空券を活用して、かれこれ20回くらいこの区間の移動を経験しました。

在学中に海外を4回ほど経験して順調にマイルも貯め、特典航空券とマイルを交換して次の旅へ活用もしてきたものです。

ただ、ここ最近国内路線の1,2時間のフライトにフルキャリアを使う必要もないのかな、と思いはじめています。

そう思った背景としては、以下の3つ。

  1. そもそも荷物の量が少ないため、フルキャリアの恩恵を受けきれない
  2. LCCもフルキャリアも搭乗中の快適具合は大差ない(1,2時間のフライトに限る)
  3. 別に移動できればいいなと思いはじめ、コスト重視になってきた

です。

僕はミニマリスト的な生活をしていて、生活に必要な持ち物量は33Lのスーツケースと30Lのバックパックに収まります。小さく、軽い荷物を運ぶという前提であれば、フルキャリアよりもLCCを利用したほうがコストパフォーマンスとしては◎です。これが大きく、重い荷物であった場合フルキャリアの恩恵をかなり享受できるのでフルキャリア/LCC選択の判断は慎重に行う必要性があります。

また、1,2時間のフライトであれば居心地の違いはあまり感じません。これについては本記事の【備忘録1】で詳細を説明します。

そして、移動できるという目的が達成できれば良いと思ってるので。

ビル・ゲイツの思想を拝借して、更に踏み込むとLCCとフルキャリアとで移動にかかる時間も大差ないと思いますし、コスト面を踏まえてLCCでいいかなと思っています。

 

そんなこんなでLCCで良いかなと思いはじめています。

以下は、僕の備忘録メモです。

気になる目次があったらぜひ読んでみてください。

備忘録1|LCCサービスはフルキャリアのそれに着実に近づいている

ANAやJALを利用して、主に札幌↔東京の移動してきた僕がLCCに搭乗してみての所感です。

僕は2010年代にLCCの存在が世の中に浸透しはじめた頃のイメージをずっと持ち続けていて「座席間の幅がせまい」「アナログな搭乗フロー」といったイメージがありましたが、今のLCCは全くそんなことはなかったです。

LCC座席幅説明1

先日の搭乗時

座席幅について触れると、JALやANAのフルキャリアの機材の座席ピッチは78cm、対してジェットスターをはじめとするLCCは74cm(参考)

5cmという差をどう取るかは人それぞれのように思えますが、僕はそれほど違和感はなかったです。

これが3,4時間のフライトとなると心情の変化はあると思いますが、札幌→東京の1:30のフライトではそんなことを考える間もなく着陸します。また最近の機材に使われる座席シート自体がスリムになっているため、圧迫感を感じないということも考えられますね。

LCC座席幅説明2

運が良ければ足を伸ばせる席に

運が良ければ写真のような足を十分に伸ばせる座席を選択できますし、戦略的にLCCの搭乗券を購入すれば良いだけです。

LCCサービス1

出典:ジェットスター公式

また、搭乗までのフローについても進んでいるなと感じました。

成田空港では自動手荷物預けサービスが導入されており、JALやANAが導入している自動サービスとなんら変わりありません。

注意点としては新千歳空港の場合、チェックイン時にカウンターに並び、スーツケースの重量を計測して、危険物検知スキャナーを介さないとチェックインを完了できません。

ただ、東京↔札幌/大阪/福岡の区間はどの航空会社にとっても重要な区間であるため、これらの空港に導入されるのも時間の問題だと思います。JAL/ANAでさえ自動預け荷物のマシンが導入されたのもここ2,3年の話ですし。

(※自動手荷物預けサービスは2022年10月29日時点で成田空港と中部国際空港には導入済み)

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USB充電ポート

また、ジェットスターは2022年7月からA321-neoというエアバス社の新しい機材を導入しており、1つ1つの座席にUSB充電ポートが付くようになりました。この機材は11月からもう1機導入する見込みだそうです。

JAL/ANAの国内線の機材に充電ポートが付いて「おお、ついにきたか」と思っていた3,4年前の話も、このように後追いでLCC各社も導入してきます。

このような機内サービスの進化については、今後も期待大です。

 

備忘録2|地方空港×LCC

日本の国内線の市場規模はアメリカのそれに次ぐほどの大きさがあるのだそう(参考)で、世界と比較してもトップレベル。

Withコロナの時代では、地方空港とのコネクションをいかに増やせるかというのがキーであるようです。

国内路線のほとんどはANA/JALが開拓し切っているのでは?と想像してしまいますが、実はそうでもないみたいです。

意外にも新潟↔神戸/羽田路線なんかは未就航ですし、札幌市内にある隠れた良空港 丘珠空港と羽田を結ぶ路線の就航もまだです。

そして、それらの路線に着手しやすいとされているは大型機を所有していないLCCの存在。

地方空港だと大型の飛行機が離着陸できる幅と距離の滑走路はないですし、機体とターミナルを結ぶボーディングブリッジの導入・設置もすぐにとはいかないため、LCCの存在がとても大きいのとのことです。

参考になる動画/記事

youtube動画

 

僕の実家である北海道の空港を例に取ると、中長期的な構想ではありますがビックチャンスを控えていると踏んでいます。

北海道エアポートが運営する7空港(新千歳、稚内、釧路、函館、旭川、帯広、女満別)は元々、国や道、市などが管理。一括運営は新千歳の収益力を柱に他の6空港の赤字を補塡(ほてん)し、道内の空港経営を安定させる狙いがある。
中長期的には各空港を体系的に結び、広域・周遊観光に生かす計画。

鈴木直道知事が「道内の13空港を一つの空港と見立てた『大北海道空港』の実現を目指す」と語った。

2022年3月 朝日新聞より

道内へスノースポーツしに来る外国人や観光客がコロナ前のように戻ってくると新千歳空港が潤いを取り戻し、その収益を軸に地方空港のターミナル増設、滑走路延伸への検討が現実的なものになるかな、と。

 

中でも、札幌丘珠空港には注目です。

新千歳空港から札幌駅までは45分ほど時間がかかりますが、札幌丘珠空港からであれば30分で移動できます。全国にはあまり知られていないアクセス◎な空港が札幌市内に存在するのです。

これを札幌市全体がバックアップすることは間違いないと思いますし、2030年を目処に札幌市が大規模都市開発を進めているのでそれに応じた移動手段の改革も起こると思ってます。

 

これらの地方空港とLCCのタッグや新サービスの進展はこれからも着目していく必要があります。

備忘録3|LCCの一区間の単価感

アドレスホッピングする上で「コスト」は非常に大切な観点。

フルキャリアを利用するよりも、LCCを使う方が価格を抑えられ、経済的です。

では具体的にLCCはどれくらいのコスト感で移動できるのか、まとめておきます。

LCC価格1

成田↔札幌の価格

札幌(新千歳) →東京(成田)間で考えます。

ジェットスターの場合、札幌↔成田の価格帯は5000〜6000円くらいで、これが早朝便である場合この価格帯から際にお買い得に。

LCC価格2

追加オプションの価格

この航空券代にプラスで荷物の重量に応じた追加オプションコストがかかります。

観光や1,2泊の移動であればバックパックにすべての荷物は収まるのですが、拠点移動となるとどうしてもスーツケースが必要になります。

手荷物重量のMaxは7kgまでなので、僕の場合はバックパックに7kg分の荷物を入れ、あとは小さいスーツケース(33L)にその他の荷物を詰めるだけ。

※僕の場合は13kgで収まります。

この重量分のオプションを追加し、あとは空港使用料の数百円を支払って終了です。

合計で8、9000円くらい。時間帯によりますが、10000円あればお釣りがきます。

 

あと追加でかかるとすれば成田→東京駅のバス運賃。

1,300円の高速バスがあるので、それを使えば問題ないです。電車を利用すると2,400円くらいするので断然バスの方が良いです。確実に座ることができ、パソコン触れますし。

 

総合的に見てもフルキャリア利用する場合よりも、自明ですがコストは◎です。

備忘録4|LCCネイティブになっておく

これから国内だけでなく、アジアや欧米で暮らすとなった場合もそのエリア内での拠点移動はLCCが主流になると思ってます。

なので今のうちにLCCを使い倒し、LCCサービス、価格感、搭乗中の居心地の悪さを感じてしまうタイミングの把握をするために「LCCネイティブ」になる必要があるかな。と。

激安ジャパンで、マイルやラウンジステータスを獲得するためにフルキャリアを使い倒している場合じゃないかもしれないです。

(※会社の経費が出る場合はフルキャリアを使い倒すべき)

 

まとめ|【定住しない暮らし】地域間移動の最適化

LCCを使い倒していくという宣言と、忘れておきたくないメモをブログにアップしておくというブロガーのタブーをやり尽くした記事となりました。

ただ、ここまで読み進めているのであれば、あなたにとっては有意義な記事だったのではないでしょうか。

そんな記事になっていれば幸いです。

 

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