在宅勤務、オンライン会議にストレスが無くなってきたコロナ3年目の2022年。
新規アポも今はオンラインで行うことが多く、必要だった名刺交換が「QRコードを読み取って、自分の役職を確認してください」なんていうスタイルが当たり前になってきました。
発行する側も必要な枚数だけ発行し、受け取る側も1人が受け取れば「それをシェアすれば良い」という考えに。
企業としては名刺情報を社内データベースで管理が可能になりました。
つまりは管理しておく場所・ヒト・範囲が変わってきてます。
「脱・名刺」に逆行してミニマリストが名刺を作る理由
そんな紙ペラ管理の見直しが図られる中、あえて名刺を作成してみました。ミニマリストなのに。
作った理由は2つ。
- お店や出先ではじめて会った人に僕を簡単に説明できるツールが欲しかったから
- 僕自身の手で一度モノづくりをしてみたかったから
です。
僕を紹介する手段として
ブログを開設して、丸2年。これから3年目というところ。
幸いにも、問い合わせページからのお声かけが以前よりも増えました。
また、知人の紹介で人と話す時も「プライベートでは何をやっているの?」という会話の流れから自分のブログ・執筆活動について会話することも増えました。
僕自身が好き勝手やってきたブログ・コラムが徐々に「外」との関係を持つようになってきたのです。
ブログに直接訪れていただいた方はブログを見て僕にお声掛けくださります。しかし、初めて会う人や知人に紹介していただいた方と会話する時は僕が何者なのかは分かりません。
そのタイミングで、
「こういう時に自分を簡潔に表現するツールがあれば」
と思うことがありました。
それを踏まえて、僕自身のプライベート専用名刺を作って自分の雰囲気や、やっていることを相手の手のもとへ届けてみようと思った次第です。
モノづくりを
パソコンでコラムの表紙や記事の作成しているけど、「プロダクト」と呼ばれるような”物理的な”制作活動がなかったな。と。
であれば、制作ハードルの低い「名刺」から一度作ってみようと今回作成してみました。
実際に作った”97ボク”名刺
名刺のレイアウト
Illustratorで名刺サイズ(99mm×51mm)の印刷範囲とガイド線を設けて作成。
デザインは目的以上のことを表現すると良くないと思い、なるべくシンプルな構成に。
記載項目は名前、肩書き、TEL、メールアドレス、Twitter IDの5つ。住所はコロコロ変わると思うから入れなかった。
右端にQRコードを入れた。
右端である理由は、「左手で名刺を持って、右手でスマホを持って読み取る」というイメージがついたから。読み取りまでの障壁を無くせるような行動デザイン。
文字のフォントは「Acumin Variable Concept」を斜傾にして、微調整しながら成形。
シックだけど、少し愛らしいフォントがいいなと思い選択し、文字色も真っ黒ではなく少し白色を混ぜて固くならないようにした。
アイコン(電話、メール、Twitter)はそれぞれネットで拾ったベクター画像で作成。
2022年7月31日 AMに到着。
スナップスが運営してる「OH, PRINT. ME」というサービスを使ってデザインの入稿、発注。
入金から到着まで2日くらいで到着した。
僕が勤務している会社も含め、企業は経費削減の意図があってからか安価な「ソフト紙」を使うけど、印象に残る名刺を作りたいと思って「フェルト紙」を選択。
柔らかい手触り、親指の裏と人差し指の端に馴染む感じは一般的な名刺にはないかも。
角丸加工にして、見た目も差別化を図った。
「名刺」という硬い言葉よりも「ネームカード」?意味合いは全く一緒だけど、堅苦しい印象を残さないようなデザインにしてよかった。
ちなみに、ロゴは先日作ったものを取り入れた(↓)
QRコードの印刷サイズもいい感じ。
小さすぎるとピクセルが崩れて読み取れない懸念があるから180×180くらいのピクセルサイズがおすすめ。
「97ボク」の意味が分からなすぎるので、「”97ボク”ってなに?」っていう会話からスタートしそう。
記事を書いている僕の”何かしらの情報”を名前に組み込もうと思って、2年前に考えた「97年生まれ」という頭の文字。深い意味がないのが惜しいところだけど、「どんな年齢層で、どんな音楽を聴いて、どんなカルチャーに触れて生きてきたか」を相手に一瞬で認知してもらえる情報として「年齢」という情報はすごく便利。
気に入っている。
(アラサー女子が年齢を隠す意味や「もう◯◯歳かあ」と歳を重ねることへの嫌悪感は理解できなくて、相手に自分の人となりを表現するための必要情報の1つだと思う。年齢を重ねることや自分が生まれた年代や時代を誇りに思いたい。)
今後(たぶん)
今後、この名刺はいろんな人に合うたびに配る。
鯖フェスに参加したときにも、ミニマリストの人に会うときにも(※捨てていいよという前提ありきで)。
受け取ってくださる人はTwitterでもお問い合わせでも、何でもお声掛けください。
関東近辺すぐに、地方でも会いに行きます。
他にもミニマルかつシンプルに情報を発信しています。
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