どうして僕たちはAppleストアでMacに触ってしまうの?の仕組み|2022/8/14 日記

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08/14/2022

お盆休みも折り返し。

昼間までずっと横になっているような「寝お盆」していない僕は優秀な人間になったのだと思う。

起床は8時だった。

 

 

10時過ぎ。

サマリーポケットで預けていたダンボールが届いた。ガジェットをいくつか売りに出すことを決め、それに伴いサマリーポケットに預けていた商品の空き箱が必要になったのだ。

一昨日に引き出し手続きをして、今日の午前中に届く。本当に良くできたサービスだと思う。

ただ、「所有=コスト」をわかりやすく体現しているサービスでもある。

 

 

12時半。

井の頭公園で約束があったので、吉祥寺で待ち合わせ。

中野と高円寺は訪れたことがあったけど、吉祥寺は初めて。井の頭公園までは駅から歩いて5分くらい。

公園の周辺で昼ごはんを食べようと思ったが、昼時ともあって混んでた。なので、一度駅前のマルイのあたりまで戻りお腹を満たせるところを探す。

通りに面したところに良い感じのそば処があったので、そこで昼ごはんを済ませることに。

気温32度。晴天。釜揚げしらす丼セット。瓶ビール667円。この上なし。

 

庄三郎にて しらす丼セット710円

こんな日はビールを飲むくらいしかやることはないだろう

 

昼を済ませ、公園に戻り、日陰のベンチに座った。

ベビーカーを押しながら犬の散歩もこなす外国人女性、

日傘をシェアしながら道ゆくカップル、

スワンボートの料金表とにらめっこする父と息子、

傘を持った3人組大学生。昨夜は吉祥寺の狭い友人宅で一夜を過ごしたのだろう。

とにかく、いろんな人が自然の中にいた。

僕は、いつの日にか訪れたセントラルパークを思い出した。

 

井の頭公園

 

15時過ぎ。

駅のスタバでアイスティを飲みながら本を読む。

読んだ本は“行為デザイン”に関する本。

最近は、自己啓発本を読むのに疲れてしまい、エッセイ本や雑誌を読むようにしてた。久々の学習本。

この本で、

Appleの76度の魔法

これについて知った。

この魔法の結論は、
Appleストアに並べられるMacBookの開いている角度は76度と全世界共通で決められている。ということ。

スタッフが専用計測アプリを使って、毎回陳列しているらしい。ベテランの店員は目測もできるのだという。

僕たちはこの「角度」がトリガーとなって、買いもしないMacBookを自然と触ってしまう。

詳しく説明すると、
76度という角度はほぼ垂直に近く、ストア内を歩く顧客からすると画面に何が写っているのか見えにくい。そこで、顧客は自分の見やすい角度に画面を調整する。それから自然と手をトラックパッド、そして人差し指を「J」「F」の位置へ添えてしまうのだという。

もちろん顧客の身長やカウンターテーブルの間隔・配置によって条件は異なってくるが、Appleの「モノを売るための戦略」。つまりはマーケティング力がこういった小さなところにも隠れている。

ちなみに「人は触れたモノに対して恐怖心を抱かない」という考えに基づく行為デザイン。

モノを売るまでの流れを仕分けて、目的と手段を選定していく必要性を改めて教えてもらった。

ちなみに2015年頃はこの角度が70度だったらしい。今でもナッジ(nudge)を繰り返して最適な角度を模索している。

こんな感じで、事実を読み取りながら「なるほどな、ということは、、」といった具合に読書をしているから永遠に本を読み切れない。しかし、今日は十分に時間があったのでやっと読み切れた。

 

 

「〇〇をしないさい!」「〇〇は✕✕が100%!」みたいな自己啓発本は結論と理由が端的に書かれていて、速読するにはピッタリ。

エッセイは情景説明や言葉の選定力を養うのにピッタリ。

(僕にとっては。)

 

400円でメリカリ出品する予定です。
ほしい人はTwitterでDM下さい。

08/14/2022

 

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