08/22/2022
今日も涼しい。
日を追うごとに本格的に秋へと向かっていくのかな、それともまた体温レベルの暑い日がやってくるのかな。
いずれにしても日を重ねるということは楽しいこともあれば、少し嫌なこともあるなと。
こんなことを思う人は僕だけでなくて、このブログを見てくれている人も、見ていない人も同じ。みんな同じ。
そんな変なことをよく考えてしまうから、“いつも”のスカッと行為をする。

まず、Google Earthを開く。
そして、好きな場所を訪れる。
今日の僕はNYの自由の女神に降り立つことにした。女神の周辺を少しだけ散策、それが一通り終われば、地球の縮尺を小さくしていく。
地球全体が全て見えるようになったらアプリを閉じるダッシュボードに移り、勢い良く上にスワイプして地球を目一杯上へぶっ飛ばす。
そうすると「こんな大きな地球の中の僕なんてちっぽけな宇宙人だ」「変な考えもクソくらえ!」と思えるし、この上にスワイプするアクションは爽快感があってモヤモヤした気持ちや下を向きたい気分を払拭してくれる。
偉そうなおっさんがアドバイスする心理学療法よりも効果覿面だと思ってる。
先週から色んな仕事が僕に振られるようになって、一日中オンラインで引き継ぎ説明を受けていた。それもあって昼休憩も少し遅くなった。
やっとのことで落ち着いた昼休憩でふと確認したTwitterのタイムライン。『甲子園決勝 14:00プレイボール』の文字。
「今年も夏が終わるのか」
そう思った。
平日は仕事をしているからハイライト程度しか見れない甲子園。一投一打を追うことはできないけど、気になってしまう夏の風物詩。
グランドでは選手と監督。勝てば明日もその関係は変わらない。
けど、負けてしまえば生徒と先生の関係に切り替わってしまう。
そのことをある瞬間にふと悟ってしまう高校球児の表情を見た時いつも涙がこぼれてしまう。
毎年毎年同じ様子を見るけど、いつも感情的になってしまう。
そんな夏が今年も終わってしまう。
仕事が終わって結果を確認。
東北勢が初めて甲子園で一番になったそうだ。
すぐにYou Tubeでハイライトを見た。
内野ゴロで全力疾走し、ファーストベースでヘッドスライディングするゲームセットも、これも甲子園なんだよなって。
下関国際も勝ちたかったよな。
一生懸命やってきたもんな。
君たちの軌跡もいろんな記事を見て僕は感動したよ。
でも、夏の始まりから107年。この瞬間を願い続けた彼らに負けてしまったんだ。
負けは弱さの証明では絶対にないよ。
だから胸を張って地元に帰ってほしいと思う。
ナイスゲーム!
優勝した仙台育英の須江監督が涙ながらに答えるインタビューが本当に素晴らしかった。
入学どころか、おそらく中学校の卒業式もちゃんとできなくて。高校生活っていうのは、僕たち大人が過ごしてきた高校生活とまったく違うんですね。
青春って、すごく、密なので。
でも、そういうことは全部ダメだ、ダメだと言われて。
活動しててもどこかでストップがかかって、どこかでいつも止まってしまうような苦しい中で、でも、本当に諦めないでやってくれた。
でも、それをさせてくれたのは僕たちだけじゃなくて。
全国の高校生のみんなが本当によくやってくれて。
きょうの下関国際さんもそうですけど、大阪桐蔭さんとか、そういう目標になるチームがあったから、どんな時でも諦めないで暗い中でも走っていけたので。
全ての高校生の努力のたまもの。
ただただ、最後、僕たちがここに立ったというだけなので、ぜひ全国の高校生に拍手してもらえたらな思います
そう、青春ってとっても密なんだ。
淡いし、消せないし、満ちてるんだ。
少しでも早く、世界が開けるといいね。
僕だって野球選手だった
08/22/2022