札幌ディスカバリー。道行く人の歩幅とスピード|2022/9/23 日記

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09/23/2022

札幌帰省3日目。

明日と明後日は友人とキャンプ、26日に早朝便で東京に戻る予定。

今後そんな予定なので、変則的な勤務形態の父とは今日の朝をもってしばらく顔をあわせなくなる。

踏まえて6時頃に起床し、最後の挨拶を交わした。

「また、会う日まで。」

 

 

今日は15時から祖母と会う約束がある。

それまでの時間は自由。

週明けに一気に送信したい執筆打診メールを作成したあと、いくつかの過去記事について修正作業をした。

それが終わってもなお予定まで時間があったので、映画を観にいくことに。

観た映画は、

「沈黙のパレード」

ガリレオシリーズの3作目の映画で、先週に公開したばかり。

 

youtube動画

 

東野圭吾作品ともあって「この人がきっと、」なんて予想をたてながら鑑賞する気はさらさらなく、素直に目の前で起こる事実を真剣に観入る。

これは懸命な判断。

全く予想のつかないところから謎が紐解かれていく。

そんなことよりも前作・前々作の内容を踏まえて鑑賞できたことのほうが意味のあることだった。

とくに「容疑者Xの献身」の内容を少し記憶しておきながら鑑賞するとより深度を高くこの映画に向き合えると思った。

もちろん、事前知識がまったくない状態でも問題なし。

 

 

 

映画を観た後はさっぽろの地下歩行空間「チカホ」を通って大通り・すすきの方面へ。

上京してから7年、このチカホを歩くたび感じることがある。

 

チカホ

 

「歩くスピードがゆったりで、みな歩幅がせまい」

時間に追われ、せわしなく歩く人が多い東京に対して札幌の人はゆったりと歩く。

また、冬の路面に張られた氷で滑って転倒しないようと小さな歩幅で歩く癖がついているせいか札幌の人の歩幅はせまい。

そのとき早歩きをしていた僕はそれをみてハッとした。

「もう少し流れに身を任せてゆったりとした時を過ごそう。ここは東京じゃない。」

 

これは別に「北海道の人が呑気に過ごしてる」とか「にぶいな」とかっていう卑下することではなくて、感銘してる。

時の流れは遅く感じるほど僕は心地よいと感じるから。

Cancam(正確にはドコモ・ヘルスケア株式会社)によると、「日本で一番せっかちな都道府県」の1位は神奈川県、2位東京都、3位埼玉県と関東の主要都県が占める。

北海道は17位。

僕がみた札幌よりも人の流れがゆったりな地域が残り30あるのだという。

総歩数に対してどれだけ早歩きをしているかの割合によって順位付けられるこのランキング、結構面白い。

岐阜県が上位にランクインしていることも、京都がトップ10入りしている事実も興味深いし、最下位の鳥取の歩数が極端に少ないし。

一つの表を見るだけでも地域の特徴を分析できて楽しい。

同時にヘルスケア企業がこのデータをもとにどんな提案・サービスをしているのか気になる。

 

09/23/2022

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