王国見聞録(5/31〜6/4 in タイ)|2023/6/10 日記

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06/10/2023

5月31日から6月4日までタイ・バンコクに滞在しました。

この時期は40℃近くの気温でとても暑く、シンガポールの気温が恋しく思うほど暑かったのが一番の印象です。

シンガポールで仲良くなった友人と現地で話したり、参加したツアーのガイドから教えてもらったことなどを踏まえて備忘録記事を作成します。

 

データで見る東京とバンコクの差

いろんな情報をまとめるにあたって、東京とバンコクの違いが気になったので調べてしました。

【1.バンコクが東京に勝っているところ】【2.東京がバンコクに勝っているところ】の2つの観点でみていきます。(参考サイト

1.バンコクが東京に勝っているところ

  1. 12.9°C higher average maximum temperature
    (平均最高気温が12.9℃高い)
    33.3°C vs 20.4°C
  2. 12.7°C higher average temperature
    (平均気温が12.7℃高い)
    29.2°C vs 16.5°C
  3. 48.53$ cheaper monthly public transport ticket
    (月々の交通機関コストが48.53$安い)
    40.44$ vs 88.97$
  4. 2.6% lower unemployment rate
    (失業率が2.6%低い)
    2% vs 4.6%
  5. 681.74$ cheaper rent for a one-bedroom apartment
    (ワンルーム賃料が681.74$低い)
    584.19$ vs 1 265.93$
  6. 3.7 years younger population
    (平均年齢は3.7歳若い)
    41 years vs 44.7 years
  7. 0.45$ lower cost of one single transportation ticket
    (交通機関のチケットのコストが0.45$ 安い)
    1.37$ vs 1.82$

「暑い」「安い」という感覚的な印象に加えて、平均年齢・失業率が東京に比べて低いというデータです。

真実か否かは確かめようのないですが、タイ・バンコクでは失業率が低めなのは推測がつきます。現地の人は自らマーケットや道端に出向き働くのが支流なので、その職がうまくいっている否かは別として、職を失いやすいということはなさそうです。貧困状態になったら、お寺に駆け込んで神職に従事するという手段すらあるみたいです。

また、モナコ 55.4歳に次いで世界第2位の平均年齢の高さを誇る日本とはさほど差の開きのない、41歳という平均年齢の高さに驚きました。

それとタイ王国と日本の人口ピラミッドを比較してみました。

人口ピラミッド的には日本に比べてまだましではありますが、日本の人口推移に追随するような将来を辿ることになりそうです。他のアジア諸国 インドネシア、マレーシア、インド、カンボジアなどに比べて、40代〜50代の層が厚いのが特徴です。

他の国の人口ピラミッドが気になる方は次のリンク先で確認してみてください。(PopulationPyramid.net)

2.東京がバンコクに勝っているところ

  1. 2 698.90$ higher average salary
    (平均給与が2 698.90$高い)
    3,404.70$ vs 705.80$
  2. 150 more universities
    (大学の数が150ほど多い)
    185 vs 35
  3. 4.98million more inhabitants
    (人口は4.98万人多い)
    13.18 millionvs8.2 million
  4. Has mountains nearby
    (近くに山々が存在する)
  5. Has lake/s
    (湖がある)
  6. 810.32$ billion higher GDP (PPP)
    (GDPは810.32$ほど高い)
    910.9$ billion vs 100.58$ billion
  7. 12.5°C lower average minimum temperature
    (平均最低気温が12.5℃低い)
    12.6°C vs 25.1°C

バンコクに比べて東京はまだリッチ。また人口の観点においても優位に立っています。

調べて見て驚いたのは大学の数「多すぎね?」という印象です。ちょっと疑わしいデータだったので日文記事を見ると140という数字が出てきました。いずれにしても多いです。

GDPにおいても依然として東京が勝っていますが、今後どうなるかはわかりません。実はタイ・バンコクは国際観光客数トップ10を争う観光シティです。タイは1位になった過去もあります。2030年にはバンコクが観光収益で東京を上回るというデータもあるくらい、ものすごい勢いで日本という国を追随しています。

観光を語る上で「中国人」の存在は欠かせません。中国人観光客の海外消費額は数年間連続で世界一をキープしているからです。

中国人にとっては日本よりもタイのほうがVISA発行の関係上行きやすい。また、バンコクでラグジュアリーショッピングをした後は、プーケットへ移動して南国バケーションを楽しむというツアーの筋道がすでに完成されています。

さて、日本はどのように向き合っていくかですね。

キーワードは、きっと「沖縄」「北海道」「中国人の渡航VISA発行規制解除」ですね。

 

【主観】東京とバンコク

さて、僕個人がタイ渡航を忘れないように備忘録をひたすら書いていきます。

街並み

バンコク内でひときわ目立つ高層ビルMahaNakhonの屋上を訪れて見たときの感想です。

MahaNakhon

MahaNakhonからのビュー

街並みはほとんど東京と変わらない

ということです。

中には「これ絶対あのデベロッパーが携わっているな〜」なんていう東京にあるビルそっくりなビルもありました。東京みたいな親近感がすごく湧いたというのが印象です。

2枚目の写真を見てわかると思いますが、広範囲に渡ってオフィスビル、タワーマンションが立ち並んでます。六本木のビルの展望台からと渋谷のスクランブルスクエアから東京を眺めた経験から言うと、バンコクのほうが圧倒的にシティ感はありました。

まあ、それもそのはずタイ王国には「日照権」というものがないらしく、ビルを建設するときのハードルが日本よりも低いのでこんなにたくさんの高いビルを建設できるみたいです。

交通機関

バンコク市内にも地下鉄とモノレールがあります。

下のような路線図になってます。

見ての通り東京に比べて路線は少ないです。

それを踏まえ、ラストワンマイルの利便性の確保としてバイクの需要はかなり高いです。

現地であった友人曰く、日常的に交通機関を使うことはないらしいです。待ち合わせ場所にもバイクで来ていましたし、交通系カードの買い方も知らなかったです。

確かに、テレビやネットの映像でよく目にするバイクの渋滞は平日/土日、朝昼晩関係なく見られました。

 

1つの気づきとして、自転車を1台も見ませんでした。

自転車を所有していないということはないと思いますが、とにかくバイクと車でした。

 

それとシェアリングエコノミー”Grab“ができるのはやっぱりでかいです。車で30分くらいの目的地までTHB 240(滞在時点で961円)。バイクのGrabであればその半額くらいでたどり着けます。

車と車の間を通り抜け、渋滞をくぐり抜けていき、ものの10分で目的地まで到着しましたね。

タイに行かれた際は、ぜひGrabバイクにチャレンジしてもらいたいです。

空気と環境とインフラ

車とバイクの排ガスが主な原因として、空気が悪いように感じました。

水も少し怖かったです。シンガポールに滞在して5ヶ月間ずっと料理も飲料水も水道水を利用していたのですが、その感覚では到底いけません。僕よりも前にバンコクを訪れていた友人からは「水はもちろん、氷にも気をつけて」と注意されました。

コンビニで1.5Lのペットボトルが50円くらいで購入できるので、惜しまずそれを買って滞在期間を過ごしました。

また、韓国ほどではないですが、タイも少なからずPM2.5の影響を受けているそうです。

バンコク「なるほど!」

気づきと楽しさがたくさんあったタイ・バンコク。

友人と話したり、参加したツアーのガイドから教えてもらったことなどを踏まえてまとめます。

とにかく暑い

まずは、とにかく暑いです。

上でも記載しましたが、気温40℃くらいあります。

滞在1日目に参加したツアーがタイの季節についてこんなことを言っていました。

“We have three seasons in year. hot season, more hot season and the hottest season(私たちは3つの季節を持っています。暑い季節ともっと暑い季節と最も暑い季節の3つです”

友人曰く、梅雨のようなレインシーズンはありますが、その時期でも30℃周辺の気温を維持しているそうです。

これが本場のグリーンカレーだ!

バンコク滞在2日目に友人が紹介してくれたタイ料理店に行きました。

料理王国でもあるタイ王国には、パッタイ/カオマンガイ/カオマンガイなどさまざまな料理がありますが、中でも僕は「タイのグリーンカレー」に注目していました。

過去には、カレーをスパイスから作っていた経験もある僕は大のカレー好きです。部屋がスパイス臭くなるのでもうスパイスから作ることはないですが、代わりにいなばの缶詰「チキンとタイカレー」を買って毎日カレーを楽しんでいました。

そして現地で食べたタイのグレーンカレー。

笑っちゃうほど美味しかったですね。

カレーを食べるだけにタイに来るだけの価値はあると思います。

同時にですが、いなばの缶詰「チキンとタイカレー」の完成度にもびっくりしました。日本の食クオリティってすごいな、、、って思いました。

【過去に書いたカレーに関する記事】

英語が全く通じない!

英語が通じなかったです。けど、日本よりは通じると思います。

友人曰く、タイの学校の英語の授業は「文法」と「単語」がメインらしいので、大切な「話す」「聞く」ということは劣っているとのことです。日本の英語教育と似ていますよね。

友人はシンガポールから帰国してから、一切英語を話す機会がないらしく僕らとの会話を喜んでくれました。

日本と似ているところ

そんな友人との会話で新たに1つタイの文化を知りました。

タイの方も日本と同様、会話する人の年齢を気にするということです。

気づけば、その友人と初めてあった日に「何歳なの?」って聞かれました。その他の友人は徐々に関係性を気づいてから年齢を確認することが多く、3ヶ月くらい関係が続いている友人の中でも未だに年齢を知らない友人もいます。対してその友人含め、会うタイ人はみな年齢を確認します。

それは、年齢に合わせた言語や態度を使い分けなければいけない文化がタイにもあるからだそうです。

例えば、日本語の「ありがとうございます」に当たる「KHOB KHUN KRUB(コンップンカプ」。

こちらの文末の”KRUB”は”ます/です”に当たるのだそうです。

友人がレストランの店員と会話していたりするときの内容を注意深く聞き取って見ると、頻繁に「KRUB」が出てきます。

【まとめ】熱気と親近感が湧く都市・バンコク

暑い、そしてどこか日本・東京と似ている要素が多い、タイ・バンコク。

4日間の滞在期間、とても充実した旅となりました。

心残りは象に会っていないことですかね。

一緒に旅を共にした同年代の韓国人とフランス人と僕はお金にケチケチしているので、

「象に乗るだけで、120ドル?! それはぼったくりだ!」

なんて言ってすぐにマーケットへ向かい、美味いビールを飲みに行きましたね。

今思えば、酒飲まずに象に乗れって言いたいですね。

最後に、写真を数枚並べてこの見聞録を締めます。

興味がある方は、ぜひタイ王国へ。

06/10/2023

バンコク市内のチャイナタウン。気温と屋台機器の熱によって体感気温は45℃

Rom Hup Market。線路スレスレのところにマーケットが立っている。スレスレというか線路を越してテントを張っているので、電車が通るたびに収納しないといけない

Lao Tuk Luck floating market。実際にボートに乗って、ボートに乗っているモノ売りから食やお土産を買い取る。

ライスヌードル日本円にして250円。安い、、、

ラープガイとトムヤンクン

アジアあるあるみたいだけど、地下鉄にドリアンを持ち込むのは禁止

シンガビール(地ビール)を楽しんだ様子。ちなみにタイ人は氷カップにビールを注ぐらしい。解せん。僕らはすぐに氷を地面にバラまいた。

以上

 

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