01/02/2023
起床は9:00。
年始にも関わらずこの時間帯に起床しているのはなかなか優秀な方だと思った。
リビングに降りると、朝ごはんができていて。
先日までエサみたいななにかを食べていたので、どんな食事もごちそうに感じてしまう。
白米とおかず、味噌汁、納豆それだけで本当に幸せ。
朝食を食べてから、家族3人でコーヒーを飲みながらお菓子をいただき、あっという間の13:00。
さすがになにか始めるかと思い、渡航の準備と来週からの東京滞在の準備をすることにした。
パッキングしやすいように、荷物を仕分けて、重要な書類をスマホで1枚1枚スキャンして。
送金サービスのサインインとか、通信キャリアの調査とかを諸々進めた。
それらが終わったのは15:30。
身体を動かして少し疲れたので年始らしくゆっくり映画でも観るかと、「コクリコ坂から」を観ることにした。
宮崎吾朗さんが監督をした作品のうちの1つで、ジブリ作品の中で「風立ちぬ」と同じくらい好きな作品。
高校生の頃に3回、大学に入って3回見ているのでこれまでに計6回は鑑賞してる。
初めてこの作品を観たきっかけは長澤まさみが声優をしているからという不純な動機だったが、数回観るうちにどんどん好きな作品になった。
冒頭や節節に流れるスウィングジャズ、主人公・海(あだ名はメル)がキッチンに立っている姿、コクリコ荘の周辺の緑とか、とにかく好きなポイントが多い。
メルと俊が学校でお別れする際に、お互いに
「さようなら」
「さようなら」
と言い合う平凡さも、今を生きる僕にとってはどこか新鮮。
「じゃあね」ではないところにぐっと来る。

メルと俊が一緒にコロッケを食べるシーンも好き
監督の宮崎吾朗さんは映像監督になる前は建設コンサルタントをやっていたらしく、ランドスケープデザインに精通しているらしい。
公園緑化や都市計画なども携わっていたらしく、そのバックグランドが作品にそのまま現れていてそれを踏まえてこの作品が好きだ。

桜木町駅の描写

横浜港の船「氷川丸」

コクリコ荘と周辺の緑
同じ映画を何回観ても全く飽きない。
2回目の鑑賞は朝鮮戦争なんてよく知らなかったし、横浜の景色も知らなかった。
大人になって家族とか、親戚とか、祖父とか祖母とかの話を聞くと、また鑑賞の仕方・前提も変わる。
1963年(=東京五輪の前年)の新橋の町並みが映るとどこか2021年の大会と比較してしまうし。
とにかく毎回新鮮気持ちで鑑賞してる。
何度も観た映画を年始に観る。
そして、それに感化され、なにか始めたくなる。
毎年毎年、同じようなことをしている気がする。
そろそろ変則的な年始を迎えたい。
僕ももう25歳で、今年は26歳になるわけだし。
01/02/2023
ちなみに、本記事に使用している画像はすべて以下より引用。
公式サイトで無料提供されている。
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