10/07/2022
来週火曜まで晴れのない天気が続くらしい。
ということは、この寒さと雨は今日が折り返しだろうか。
起床は8時だった。
同居人が出社したので、家には僕1人。
今日の予定は15時過ぎに学生時代のバイト先の店長と社員の方と蒲田餃子を食べにいく。そのあと田町へ行き、19:30に前職の部長とパイセンと“いつも”の店で待ち合わせ。
先週の日曜からずっと作業をしたり、人と話す予定があったりでゆっくりする時間がなかったので今日の午前中くらいは家でゆっくり過ごそうと思った。
スムージーをつくる。
昨日スーパーで仕入れたキュウイを半分にカットして、ブレンダーに入れてみた。
みずみずしさと酸っぱさが相まっていつものスムージーよりも高級感を感じる。
それから、やかんに水を入れて白湯をつくる。
肌寒いこの季節によく飲む。
温かい飲み物をゆっくり飲みながら、お気に入りのWebメディアを見るのが好きだ。
それから外の様子を伺い、今日の服装を考える。
さあ、午前中はとことんゆっくりするぞ。と意気込んでいたのもつかの間。
電話が鳴った。
「昨日エントリーシートを拝見し、それを踏まえて今からオンライン面談できればと思うのですが、、」
「10:30であれば可能です。」
休みはない。
10:30。
電話後に届いたメールに記載されたミーティングURLに入り、担当の方と会話した。
これまでこんな経歴があるとか、今はこんな案件をやっているとか、今後はこんなことをしたいなどの話をした。
今回の面談を踏まえて、今後アサインを検討してくださるそうだ。
電話してよかった。
それから、また白湯を飲みながら今度は海外ミニマリストの動画を見た。
下のとか面白い。
開始30秒で日本の動画クリエイターとの差が分かる。
13:30。
早めに家を出て、蒲田のカフェで作業することに。
久々の蒲田。
2年前まで蒲田の近くに1年半ほど住んでいたので、この地域に思い入れがある。
今日行くのも思い出の中華料理屋。
14時過ぎには蒲田に着き、作業を済ませてから待ち合わせ場所へ。
店長は電車の時間が合わなく「先に食べてていいよ」と連絡が入っていたので、先に合流できた僕ともう1人は遠慮なく注文することに。
餃子2枚、麻婆豆腐、レタス入りチャーハン、豆苗ニンニク炒め、生ビール、レモンサワー。
店長が来る前に、確実にお腹を満たしてしまう注文量。
本当に頭がおかしかった。
店長が到着してから、僕らは口が空いていたので色んな報告ができた。
最近はこんなことがあったとか、僕はこれからこんな予定があって、それまでにこんなことをしているのだとか。
8月の中旬に一度3人で会っているのだけど、あれから色んなことがあったので話がはずむ。
44歳(?)の女性店長、29歳(?)の兄さん、そして25歳の僕。
どうやったらこの関係が仲良くなれるのかは、だれにも理解できないと思う。
分かることは僕はこの2人が大好きで、ずっとよくしてもらいたいと思ってる。
そのあとは、カフェで〆て解散した。
僕は〆ている場合ではない。19:30から部長とパイセンとの飲みがある。
待ち合わせの店へ向かう。
到着したときには既に部長とおじいちゃんパイセンがいて、
僕)「お久しぶりです!大変おまたせしました!!!」
1年ぶりにお会いするので少し緊張したけど、あのときのように、いや、あの時以上に明るい僕を見せようと意気込んでた。
部長)「え?」
僕)「え?」
パイセン)「スペシャルゲストです」
パイセンは僕が来ることを部長に伝えていなかったらしく、なぜかサプライズ的な飲み会になった。
まあ、とにもかくもお久しぶりで、
『乾杯』
—
僕)「今、ライターやりつつ、いろんな人と関わってお仕事をしているんですよ」
(名刺も一緒に渡した)
部長)「本当にぶっとんでるよな。でもな、やっぱりびっくりはしないんだよ」
僕)「ビックニュースなはずなんですけど…。」
パイセン)「予めニュースがあると聞いて予想していたけど、当たるはずがないニュースだな」
僕)「結婚のお知らせかと思いました?」
パイセン)「いやw」
部長)「でも、なんか大人になったな」
僕)「本当ですか?繕っているだけですよ。不安もありますし」
部長)「確かにそうかもしれないね。でも、声も変わったし、顔つきも変わった気がする。きっと今やっていることに自信を持っているんだよ」
僕)「そうですね。不安よりも自信が勝っているかもしれないです」
まだ君が意識していない箱はここにあるんだ。と教えてくれる部長が僕は大好きで、きっと部長も僕が好きだ。
パイセンも大好きで、パイセンもきっと僕のことが好きだ。
それからは、こんなことを考えながら仕事をしているとか、こんなシーンはどうやってやったら良いとかアドバイスをもらったり、「僕ならこう考えます」なんて話もした。
部長)「後輩とも話をしてあげてね」
僕)「もちろんですよ」
部長)「彼らもいろんなことを考えながら仕事している。けど、あの世代は常に不安と向き合ってる。そんな彼らの話を聞いて君が何かしらのきっかけになってあげてほしい。今の彼ら、とてもおもしろいよ」
僕)「では、今回の宿題は『ニューフェイス3人で飲み会をする』ですね」
部長)「よろしく」
パイセン)「コンサルティング料請求するんやで」
僕)「いくらにしましょうか。でも、五輪騒動で”コンサルティング料”ってワードきわどいですよ」
パイセン)「ちゃんと契約書を用意するんよ」
パイセンがキープしている黒霧島をお湯で割り続け、本当に酔っ払った。
部長は肩を組んでくるくらい酔っ払い、あれから1年経って紐が解けた感じがした。
部長と部下という関係がなくなったからか、それとも僕が本当におもしろい奴になれたのか。
部長「あんね、君は話がおもしろいんだ!」
僕)「嬉しいです!!」
後者だった。
閉店の時間になり、若干の千鳥足状態で改札までゆっくり歩いた。
僕)「ありがとうございました!ごちそうさまでした!」
最後は、1年前のように僕から握手を求めた。
部長は本当に手が大きい、そして力強い。
人生の最初の上司がこの方で本当に幸せだったなと。心底そう思った。
“だったな”?いや、“だ”か。
10/07/2022
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